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三菱東京UFJ銀行円貨資金証券部『国債のすべて―その実像と最新ALMによるリスクマネジメント』★★

国債に関しては、いまそこまで詳しく知りたいわけじゃなかったので、ちょっと重すぎた。 タイトルの割には、国債のみならず、その周辺事象とか歴史とかの話題が多い。もし本気で勉強したくなった時にも、もうちょっとコンパクトにまとまったものが欲しい。
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マーティン・ツバイク『ツバイク、ウォール街を行く ― 株式相場必勝の方程式』★★★

Pan ウィザードブックシリーズ第23弾 ツバイク ウォール街を行く これも『伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則』の参考文献より。 良書であることは間違いないと思う。大局観を養うのに読んで損はないはず。 ただ原著が1986年でアメリカの話...
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ロバート・キヨサキ『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』★★★★★

過去書評。ロバート・キヨサキの本で一番トータルバランスが良いのはこれだと思っている。ある程度初代が前提の部分はあるにせよ。 初めて読んだときから思っているのだが、BとIの位置は逆の方がよかったのではないか。それなら、横軸:ビジネスの従業員は...
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那須正彦『実務家ケインズ―ケインズ経済学形成の背景』★★★★

『伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則』の参考文献で知ったもの。かなり面白かった。 P44で「第1表 ケインズの収入・資産推移」とかいって、モロに収入と資産晒されてるのが、なんかワロタ。有名人は大変だな。 孫引きでちょっと行儀は良くないが、...
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ウィリアム・パウンドストーン『科学で勝負の先を読む -投資からテニスまで先を読むため・読まれないための実践ガイド』★★★

『天才数学者はこう賭ける』のウィリアム・パウンドストーンの本。人間は真のランダムを認識するのも作るのも苦手であるというのが通底するテーマ。 総合的には科学啓蒙書であり、投資に直接関係するのは13,20,22章などの一部分だけ。しかし、それ以...
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トマス・J・スタンリー『なぜ、この人たちは金持ちになったのか – 億万長者が教える成功の秘訣』★★

億万長者の研究家”トマス・J・スタンリー”先生が亡くなる | フクリの海外ETF長期投資ブログ 訃報に接して過去書評……なんだけど、それほど強い印象はなかったりする。『となりの億万長者』の方を読んでいればあえて重ねる必要は薄いかもしれない。...
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奥山月仁『世界一やさしい株の本』★★★★

過去書評。著者はエナフンさんとしての方が有名か。 タイトル通り初心者向けを意識しており、私が知ったときにはすでに自分の役には立たなかったが、かなりの良書だったおぼえがある。 これまで投資や株にまったく興味がなかった人、あるいは子供に読ませた...
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『週刊エコノミスト 2015年 3/10号』★★

どうせまた来る円高局面、将来の転換局面を考える ( FX、為替 ) - たけなか まさはる - Yahoo!ブログ 竹中正治先生のエントリをきっかけに、Kindleで読んでみた。竹中先生の本はどれも面白くてためになる。いずれ過去書評したい。...