経済

書評

永濱利廣『就職氷河期世代の経済学』★★★

自分自身がその一部でもあるし、就職氷河期世代についてはある程度知っているつもりだったが、改めてまとまったものを読めてよかった。
書評

渡辺努『物価を考える デフレの謎、インフレの謎』★★★★★

渡辺努『物価とは何か』★★★★ 上のを読んで、すぐに読みたいと思った同著者の本。期待以上にめちゃくちゃ面白かった。 インフレ・デフレの一般論はもちろん、コロナショック・ウクライナ戦争を経ての世界的なインフレ転換に関する理解にもなる。 今後の...
書評

『無形資産が経済を支配する』★★★

ジョナサン・ハスケル(著)、スティアン・ウェストレイク(著)。ソフトウェア・IP・ブランド等の無形資産が重要になってきたことを巡る話。 PBRが一般的に言ってあまり意味のない指標になっていることは、中級者以上の人なら誰でも気づいていると思う...
書評

モーリッツ・アルテンリート『AI・機械の手足となる労働者』★★★

アマゾンの倉庫などの物流労働者コンピューターに食わせるデータを電子化する労働者ゲームのレベル上げ代行などSNSの管理や操作などのための作業員 等々に関する、タイトル通りの内容。結構面白い。
書評

瀧澤信『マネーの真相 世界を動かした「欧州300年のルール」の終焉』★

部分部分で見ると、ここが特別間違っているとか酷いとかいうわけではないのだが、全体としてものすごく散漫というかチグハグというか浅いというか粗製乱造というか、適当にネットサーフィンしては行き当たりばったりにそれっぽいものをコピペしてきたみたいな...
書評

柯隆『中国不動産バブル』★★★

個別にはネットニュースなどで概ね知っていた話題だった気がするが、新書でまとめて読めてよかった。
書評

坂口安紀『ベネズエラ 溶解する民主主義、破綻する経済』★★★

アメリカのベネズエラ攻撃の件で気になって読みたくなり、借りた。2021年の本なので、もちろん最近の攻撃の話は載っていないが。 これまではネットニュース等で漠然としか知らなかった色々とひどい話の解像度が高まり、面白かった。 一時期、むちゃくち...
書評

スティーブン・D・キング『僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない』★★★

タイトル通りインフレに関する本。イギリスの話がメイン。内容は良いが、若干読みにくいというか楽しくない感はある。 以下、第7章を基にした自分用メモ。因果関係はどちらかというと貨幣から物価へ向かう。人々の態度や予想は中央銀行の政策と同じくらい重...