書評

日下公人『21世紀、世界は日本化する: 超先端国・日本の実力』★

いわゆる「課題先進国」の議論として一理ぐらいはあるが、基本的に保守オヤジの妄想。2000年の本なので、あえて読むなら「四半世紀前にはまだこんな妄想に浸れる余裕ぐらいはあったんだなあ」という参考として。
書評

原丈人『「公益」資本主義 英米型資本主義の終焉』★

4年前にこんなエントリを書いていたが、岸田首相のせいでまさかのメインストリームに上がってしまったので、もう一度読んだ。公益資本主義ヤバすぎ 事実認識としてもどこから突っ込めばいいんだというぐらいおかしいし、前回はあまり意識していなかったが、...
書評

『日経マネー 2019年 8 月号』★

べる(@bellppy_25)さんが載ってるのと、恒例のアンケート特集というので久しぶりに見たけど、うーむ。べるさんもこれだとまるで普通の人みたいだし。
書評

カーティス・フェイス『伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律』★

正直つまらない。肝心の手法の話(それも基本的な部分以外は現代で直接役に立つとは思わないが)は前著の方で出尽くしていて、こっちは心理面の話ばかり。そしてそれなら『ゾーン』などの定番の本の方が上。
書評

松本徹三『AIが神になる日――シンギュラリティーが人類を救う』★

誰か褒めてた気がしたからリストに追加しといたけど、AIや「シンギュラリティ」に関する言説のダメな例代表みたいに見える。
書評

『あなたに金持ちになってほしい』★

ドナルド・トランプ著、ロバート・キヨサキ著。 図書館の貸し出し枠が開いてたので目にとまったものを埋め草的に。まあ、なんというか、ありもののネタ切り貼りして有名人の名前つけただけの粗製濫造本ですな。
書評

『相場師』★

観月壌著、平松伸二著。苦悶のジュウザさんがよく貼ってたので、Kindle Unlimited 3ヶ月で299円キャンペーンに乗って読んでみた。 正直、特定のコマのネタ的な面白さ以上のものはない。
書評

磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』★

タイトルはアレだけど『武士の家計簿』の人だからそれなりに面白いんだろう……と思ったが、実につまらなかった。なんだこれ。