★★★

書評

山岸忍『負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部』★★★

3254 プレサンスコーポレーション社長の冤罪事件に関する本。ニュースやツイッターで断片的には聞いていたが、詳しくは知らなかったため、初めて知る内容が多くて面白かった。 もちろん一方の当事者による話なので100%そのまま受け取るわけではない...
書評

ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質』★★★

他の記事で話題に挙げたことはあるが、個別の書評はしてなかったように思う。この著者とはあまり波長が合わない。理系には当たり前のことを高尚な哲学か何かのようにごまかして売る、一種の理系ロンダリングではないかとずっと思っている。 この本で言えば ...
書評

『技術革新と不平等の1000年史』★★★

ダロン・アセモグル(著)、サイモン・ジョンソン(著)。 技術の発展は全体としてはプラスサムだが、その一方で大きな格差を生み出す。そのため、格差を是正し再分配する仕組み、つまり政治についてもきちんと考えなければ大変なことになる、という内容だっ...
書評

上月豊久『プーチンの歴史認識 : 隠された意図を読み解く』★★★

タイトルからは、ウラジーミル・プーチンとウクライナ侵攻の話がメインのように思えてしまうが、実際はかなり印象が異なる。 あえて言うなら、『ロシアの歴史』あるいは『ロシア意識の歴史』というタイトルでもいいぐらいだと思う。最初からそのつもりで読む...
書評

田渕直也『最強の教養 不確実性超入門』★★★

いかにも流行に便乗しようとしたようなタイトルにしては、真っ当でいい内容。文庫でまとまりもいい。自分にはまあ普通かなという感想に留まるが、これまであまりこの分野に詳しくなかった人には、ちょうどいい入文書としておすすめできる。
書評

石田昌宏『中堅・中小企業に対する 粉飾決算の見分け方 増補改訂版』★★★★

中小企業やその社長・経営者の思考法、特に節税や融資の話が多く、タイトルから受ける印象とは少し違った内容だったが、面白かった。個人投資家の投資の参考になるかというと、あまりならないかもしれない。
書評

千々和泰明『戦後日本の安全保障-日米同盟、憲法9条からNSCまで』★★★

タイトル通りで、特筆すべきような、びっくりするような話は何もなかった。悪い意味ではなく、まっとうかつ基本的な内容で、新書としてはむしろ理想的かもしれない。
書評

内務省研究会『内務省 近代日本に君臨した巨大官庁』★★★

明治から戦前までの内務省が、超クソデカ官庁だったというテーマで貫かれた一冊。 一応一般向けではあるが、本というより、研究者が持ち寄って作った論文集といったような感じ。すごく分厚い。 特別興味のある分野でもないが、これまで正直あまり知らなかっ...