歴史

書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...
政治経済・金融一般

現代日本サブカルの特殊性

現代日本のサブカルが特殊な地位にあることは論を待たないと思うが、私はこの特殊さは、一般に認識されてる以上に、はるかに特殊なものであると思っている。 現代日本サブカルの大きな特徴はその無国籍性だが、そもそもサブカルかメインカルチャーかに関わら...
書評

みなもと太郎『風雲児たち』★★★★

なんかある時期からロシア関係のくだりがよく貼られるようになったが、関ヶ原の合戦から江戸時代・幕末にかけての、おもしろくてためになる歴史ギャグ漫画。 本来の中心だったと思われる幕末編の途中で作者が没してしまい未完に終わっていることと、ギャグセ...
書評

塩崎剛三『198Xのファミコン狂騒曲』★★

元ファミ通編集長の回顧録。ファミコン直撃世代なので、もちろん懐かしいし、興味がある内容ではあるのだが、特別面白いかというとそこまでは。
書評

ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史――戦争・革命・崩壊・疫病』★★★★

格差の大幅な縮小は、大戦争大革命国家崩壊致死的疫病 ぐらいでしか起きないという、よく考えれば当たり前のような気がするが、なかなか容易ならざる話。 ものすごく分厚いが、結局最後までこれらなしに平等化を実現する現実的な道筋は全く見えてこないのも...
政治経済・金融一般

ドミナンスとリバースドミナンスの振り子

チンパンジー・ボノボ・ゴリラ・ホモサピエンスの共通祖先は、♂が出身群に残り♀が分散する類人猿だったと考えられる。程度の差はあれ、いずれも概ね喧嘩の強い♂が配偶機会を得る。 ヒトはチンパンジーほど乱婚でもなくゴリラほどハレム独占でもなく、その...
書評

フランシス・フクヤマ『リベラリズムへの不満』★★★★

もう過去の人かと思っていたが、現在の左右双方からの伝統的リベラリズムへの攻撃、および、そこに至る歴史のざっとしたまとめとして非常に優れていると思う。おすすめ。
書評

アンドリュー・S・グローブ『HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント』★★

何がきっかけで知ったか忘れたが、インテル元CEOの本。 元が1984年の本らしく、最近の大きな出来事として電子メールの登場と日本企業の侵攻が挙げられていて、もはや歴史って感じ。 もちろん悪い内容ではないが、今では当たり前のような気がして、特...