書評 アンドリュー・S・グローブ『HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント』★★ 何がきっかけで知ったか忘れたが、インテル元CEOの本。 元が1984年の本らしく、最近の大きな出来事として電子メールの登場と日本企業の侵攻が挙げられていて、もはや歴史って感じ。 もちろん悪い内容ではないが、今では当たり前のような気がして、特... 2025.08.10 書評
ブログ・ネット・ネタ 我思う故に人類は滅亡する 平凡の原理(コペルニクスの原理とも)に基づけば「今自分がここにいる」という観測事実を最もよく説明するのは、「ホモサピエンスとしての人類は間もなく絶滅する」という予想である。 もう少し詳しく説明しよう。まず、自分が現在生きているホモサピエンス... 2025.08.09 ブログ・ネット・ネタ
書評 ピーター・ターチン『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』★★★★★ 原題 "End Times: Elites, Counter-Elites and the Path of Political Disintegration"(『終末期:エリート、カウンターエリート、そして政治的崩壊への道』) 単に格差が拡... 2025.06.14 書評
書評 ジャスティン・フォックス『合理的市場という神話 ―リスク、報酬、幻想をめぐるウォール街の歴史』★★★ なぜかまだ読んだことがなかった。基本的にかなりいい内容だと思う。サブプライムショックも過去の話となり、新たな危機の真っ最中であるのだから、今これを読むより、現在の相場を観察する方が有益かもしれないが。 2025.04.12 書評
書評 古舘恒介『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』★★ エネルギーとその歴史に関しては十分良い啓蒙書と言えそう。ただし、それ以外の面、文明論とか精神論とかの部分はどれもやや胡乱というか、トンデモに半歩踏み込んでるように見える部分が多い。そこにだけ予め注意しておけば、全体としてはおすすめできる。 2025.04.05 書評
書評 『現代語訳 学問のすすめ』★★★★★ 福澤諭吉:著、斎藤孝:翻訳。一万円札の顔クビで話題(?)の諭吉さん。旧版も一度は読んだことあるはず。 図書館で枠が余ったので何気なく目にとまったものを借りたのだが、現代の状況からしても身につまされるようなことが多く、なんか感動するほど良かっ... 2025.01.18 書評
オーディオブック ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』★★★ 前から存在は知っていて、本屋でパラ見ぐらいはしたことがあった気がするが、Audibleの聴き放題に入っていたのでBGM的に。 基本タレブと同じ一種の理系ロンダリング(科学的には当然のことを深淵な哲学かのような装いで売る)に過ぎないという評価... 2022.03.07 オーディオブック書評
テレビ・映画・動画 『最後の決闘裁判』★★★ 最後の決闘裁判|映画|20世紀スタジオ公式 久しぶりに映画館に行くのに『砂の惑星』と迷ったが、リドリー・スコット(というか『エイリアン』)にやや特別な思い入れがあるのでこちらを観に行った。 時間内容共に重くて誰にでもおすすめできるタイプでも... 2021.10.25 テレビ・映画・動画