書評

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髙橋伸典『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』★

図書館でたまたま目に入ったから、少しは参考になることもあるかと思って借りたが、さすがに条件が違いすぎて何の参考にもならなかった。 Not for meなのを考慮に入れても、あまりクオリティが高くないように思える。
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グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』★★★

基本的タイトル通りの内容。今の自分には価値がないが、中高生ぐらいのもっと若い時に読みたかったとは思うぐらいの良い本。
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『「確率思考」で市場を制する最強の投資術』★★

エミン・ユルマズ (著), 木原 直哉 (著)。Audibleで聞いた。 ポーカーとかギャンブルの知見を株にも生かすことについては、『運と実力の間』の方が詳しいので、そちらを読んでからでもいいかも。
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アビジット・V・バナジー『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』★★★★

タイトル通りの内容。びっくりするようなことは何も書いてないが、むしろそれがいい。とても真っ当で質の良い啓蒙書。幅広くおすすめ。
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レイ・カーツワイル『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』★★

ここ数年のAIの進歩のおかげで、シンギュラリティ論がだいぶ評判を取り戻したレイ・カーツワイルであるが、それでもやはり成功した煽り芸人でしかないと思う。 面白いか面白くないかというと面白いところもあるが、それは別に彼の功績というわけではないだ...
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樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』★★

時間術の本がすごくよかったので著者読み。 こちらはアウトプットしたり手書きするのは勉強のためいいですよの一言をひたすら引き延ばしたような内容で「せやな」ぐらいの感想。
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バーツラフ・シュミル『世界の本当の仕組み:エネルギー、食料、材料、 グローバル化 、リスク、環境、そして未来』★★★★

一言で言えばグ○タさんみたいなのに釘を刺し、ちゃんと現実の世界で何がどれだけの量どう動いているのかをしっかり知って考えようという内容。すごくいいと思う。
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エマニュエル・トッド『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』★

ひでえ内容だろうなと思いつつ確認はしておかなければと思って読んで、やっぱりその通りだった。正直あまり人には奨めたくないというか、むしろ「読むな」と言いたい。 この人は典型的なコントラリアンで、一般的に受け入れられているものが気に入らないとい...