Yuta Yabuzaki『どうぶつタワーバトル』★★★★★

 単純なゲームがバズる、というくくりでは2013年のクッキークリッカー以来の衝撃。

  • 説明不要の単純さ
  • 頑張れば深められる実力要素
  • 負けても悔しくない適度な運要素

 対戦ゲームとして、どれか1つか2つまでならともかく、3つ全部満たすのはかなりとんでもないこと。

 おまけにかわいさとシュールさを兼ね備えたデザインと音楽、マッチも展開も速い、言葉のやりとりがないので荒れようもないが、動きで焦りなどの心理状態はしっかり伝わる、などまったく隙がない。

 ある意味これ自体が、実力と運が両方乗った奇跡のような掌編であり、どうしてもこれ以上を望むのは難しいだろうが、たとえばガワをポケモンにするだけで『はねろ!コイキング』以上の衛星アプリとして成り立つと思うし、数億円でも買いたいというところは出るのではないだろうか。

 自分もちょっとハマっている。最初のいろいろ試して負けがこんでいた状態から、やっとイーブンまで戻したところ。

  • レート低いうちは敗者のゲームだと考えること。
  • 最初にいろいろな角度で落とす練習をして重心の感覚をつかむこと。
  • 一手目から次が最大限不安定になるように全力を尽くす。たとえば、台の端に他のが乗らない程度のスペースを残して、あえて背中から落とすとか。

 などを意識したら勝率上がってきた。

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