書評・レビュー

書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...
書評

永野学『図解 いちばん面白いデリバティブ入門』★★★★★

一見どこにでもありそうな初心者本に見えるが、よく見るととてもいい。第3版まで出ているだけのことはある。 題名から受ける印象に反し、デリバティブの本というより「投資を始めようとする人が、株式以外で知っておいた方が良い物事のざっと総まとめ」的な...
テレビ・映画・動画

『8番出口』★★★★

映画『8番出口』 8番ライクとでも言うべき動的間違い探しジャンルを生んだインディーズゲーム『8番出口』の映画化。U-NEXTに来たので優待ポイントで見た。 聞きしにまさる良作だった。予算比では傑作と言い切っていいと思う。もちろんフルスペック...
書評

ピーター・ゼイハン『地政学で読む世界覇権2030』★★★

原題"The Accidental Superpower"(『意図せざる超大国』)。アメリカのことを指している。 原著は2014年。トランプ大統領の第一期も始まる前。シェールオイル革命の話題がまだ比較的目新しかった時期の本だからか、その話題...
書評

渡辺努『物価とは何か』★★★★

冬でも蚊柱が立ってる事がある。渡辺努『物価とは何か』で物価が蚊柱に例えられていたのがとても印象的で、蚊柱を見ると「物価だ…」と思う様になってしまった— SGee (@SGee30418056) December 18, 2025  SGee...
書評

福田ますみ『国家の生贄』★★

タイトルから何のことか分かりづらい。帯にあるように「旧統一教会問題の不都合な真実」が内容に近い。 今日的な意味での「旧統一教会問題」、安倍晋三銃撃事件を何が何でも正当化したいという虚仮の一念で色々おかしいことが言ったり行われたりしている問題...
書評

『ジャパニーズインベスター Japanese Investor』

ジャパニーズ インベスター オンライン 7921 TAKARA & COMPANYがやっているらしい四半期ごとの広報誌。どなたかが紹介していて、無料登録でもらえるのを知ったので、試しにもらってみた。 当たり前かもしれないが普通のマネー雑誌の...
書評

キーチ・ヘイギー『サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』★★★★

今流行の絶頂の話だから、面白くて当たり前とはいえ、やはりかなり面白い。サム・アルトマンの個人的な話については今回初めて知ったことが結構多い。 Y Combinatorやポール・グレアムの話が結構出てきて、グレアムのファンとしては嬉しかった。...