William Rous『Type Help』★★★

 もはやオブラディン系として定着したような気もする、趣向のある論理パズルと反則サスペンスストーリーの組み合わせという感じのフリーゲーム。ちなみに日本語ローカライズ完備。

 あたりにインスパイアされたと自分で書いているが、純粋にテキストだけでオブラディンを除いた全てのインスパイア元を上回っているのではないかと思う。

 Unheardの記事で書いた「このフォーマットでもっと面白いものが今後まだできるような気はする」という予感がさっそく現実になったようでなかなか面白かった。

 自分としてはAct IIの半ばあたりで最大のギミックに気づいて満足してしまい、操作の面倒くささが勝ってしまったので、そこでヒントサイトを解禁して駆け足で最後まで読んだ。ドンピシャの好みとは言えないものの、久しぶりにフリーゲームで特筆すべき印象を受けた。

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