投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』39 投資家へのヒント――常に書き留めておくこと

39 投資家へのヒント――常に書き留めておくこと 何故その投資を行ったのかという理由――目標利益額、損を出せる上限額、それらの理由など――を書き留めておくと、大きな損失を出さずに済む。(中略) 行動を起こす前にそれらを書き留めておくと、厄介...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』32 投資と税対策

32 投資と税対策 税金にはかまわず売りたいときに売る。 これについてはもうこの一言でいいような気がします。 唯一の例外は、税金に関する他人の不合理な行動につけ込もうとするときかと。自分の経験だと、2013年末の、来年から10%から20%へ...
投資哲学

長期投資もAIに置き換えられるのか?

投資は短期のものほどAIに置き換えられやすい という記事を書いたばかりだが、長期投資も結構やばいというような記事が日経に出たらしくて、その話についても少しだけ。 前回書いたとおり、長期投資(とりあえず「年単位」と定義する)はそう簡単にAIに...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』31 投資と支出

31 投資と支出 人間の楽しむ力は年とともに、また量的にも急激に衰える。(中略)30歳の男は世界一周の船旅を65歳で行うよりも楽しめるだろう。しかし普通は、65歳のときのほうが財力が豊かで、さらに時間も余っている。しかし65歳になったころに...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』30 投機を考える

30 投機を考える 本当にマーケットをマスターできないと確信している――心から確信している――人は、すでに多くを達成している。 ちょっと哲学的。不可能であることを確信できるというのはすごいことである、というトピックに関しては『科学にわからな...
書評

さっかく『株価を見ない株式投資 上: 〜中長期投資への手引き〜』★★★

さっかく(@sakkaku2013)さんの電子書籍。キンリミ入り直したのは主にこのため。 一言でいえば「初心者向けファンダ本」にあたる内容だと思うが、いわゆる「初心者向け」本の多くとはちょっと印象が違う。これからいろいろ本読んで勉強したいと...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』28 分散投資

28 分散投資 この章は、経験豊富なプロに向けられるものだ。初心者には、コツを覚えるまでは分散投資は一応必要であると言っておく。 確か前も言いましたが、自分も、初心者の頃に現に分散投資して、結果的に分散投資していてよかったという経験はありま...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』25 常に流動性を保ったアカウント

25 常に流動性を保ったアカウント 投資を管理する哲学に、「常に流動性を保ったアカウント」というだけで簡単に説明のつくものがある。 「常に流動性を保った口座」は「偽りの安心感」の反対を一言で表すものと考えればいいと思います。 通常まったく投...