★★★

書評

西山美久『現代ロシアの歴史認識論争―「大祖国戦争史観」をめぐるプーチン政権の思惑』★★★

目下重要な話であるし、それなりには面白い。でも最近のロシア関係の本では割とありがちなことに、元から通り一遍ぐらいの知識があれば「ロシアはクソ」の一言で済んでしまう話でもある。
書評

石原明『「成功曲線」を描こう。』★★★

何で知ったかは忘れた。右脳だの左脳だの、イメージすれば云々……などのもう死ぬほどこすり倒された内容しかないありきたりの自己啓発本。 ……と言ってしまえばそれまでなのだが、なんか不思議と、(あくまで)それらの中では、すごくまともというか、良心...
書評

ベン・S・バーナンキ『21世紀の金融政策―大インフレからコロナ危機までの教訓』★★★

この内容と著者でもちろん悪い内容のわけはないのだが、大まかには知っていることが多く、ぶ厚さの割には、投資家として有用だったかというと微妙かも。
オーディオブック

池田貴将『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』★★★

📚やる気スイッチ ヘム版ベスト10‼️タイトルに惹かれて『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(池田貴将)を読んでみました。吉田松陰の教えを、筆者が現代風に超訳したスタイルで、短い文章で176の教えが並んでいます。… pic.twitter.co...
書評

太田泰彦『2030 半導体の地政学』★★★

タイトルは『半導体をめぐる国際政治(の歴史)』ぐらいは妥当な気がする。「地政学」という単語はブームだから入れたという以外の意義を感じられない。 これを知ったからといって今の投資のパフォーマンスが上がるとは思わないが、読み物として充分面白い。
書評

藤本茂『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』★★★

前著に続いて、まともな内容であるが、物語形式になったことを除けば、内容はかなり被っていて、前著に付け加えるものはほとんど何もないように見える。 とっつき易さはこちらの方が上かもしれないので、前著をまだ読んだことがないならこちらから先に読むの...
書評

ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』★★★

いつもながらこの人はあまり好きではない。『サピエンス全史』と同様、結局のところ理系ロンダリング(科学的には当たり前のことを深淵な哲学かのような装いで売る)に過ぎないのは今回も変わらない。 左派的イデオロギーがないのはいいのだが、いろいろ言葉...
書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...