書評 サイモン・マッカーシー・ジョーンズ『悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』★★★ この本の「悪意」日常語的な意味ではなく、「自分が損をしてでも誰かに損をさせたい」という一見不合理な感情を指す。 その意義はおそらく反支配――誰かにいいように利用されたくない――にあるのではないかと思われる。 自分にとっては特別意外な話はない... 2025.05.08 書評