詐欺

経済・金融一般

「サトシナカモトのビットコイン」は次世代の「M資金」になる

自分が初めてというわけでは全然ないだろうが、思いついたので書いておく。  サトシ・ナカモトは今になっても正体不明なことから考えて、今後誰もが納得する形で名乗り出てくることはもうないだろう。彼の持つ推定100万BTCについても同様である。  ...
投資哲学

「株は需給です」は「ボールは力学の法則に従います」と同レベル

投資の話、特にトレード寄りの話で、よく「株は需給です」と言われるが、これは正しすぎて意味がない言説の代表例である。  大規模な詐欺など、別の話とした方がいいような極めて特殊なケースでない限り、そうでないことなどありえない。  サッカー(野球...
書評

『不道徳な見えざる手』★★

ジョージ・A・アカロフ著、ロバート・J・シラー著。つまらなくはないが、期待ほどではない。  詐欺とかペテンとか、人間の不完全さとか、モラルハザードとか、行動経済学とか好きな人には、そこまで目新しい内容ではないかも。
投資哲学

美人投票+自信過剰=衆愚

うぬぼれ+美人投票=衆愚  このエントリで一度書いたことですが、とてつもなく重要なことだと思うので、もう一度リライトして強調します。市場に関するほとんどあらゆる出来事に関わってくるほど重要なことです。 自信過剰バイアス  まず前提として、精...
書評

正田圭『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』★

超ウルトラスーパースペシャル胡散臭い。おそらく『金持ち父さん貧乏父さん』に感銘を受けたことは本当だろうが、学んだのは「本というのは作り話でも売れれば勝ちなんだ」という教訓なのではないか。 TIGALA(ティガラ) | nvestment C...
書評

山崎和邦『投資詐欺 身近にある罠から資産を守る法』★

内容そのものはそこまで悪くないが、同著者の本同士で使い回し多すぎ。これ自体は読む必要ない。
書評

山崎和邦『あなたはなぜ株で儲けられないのか―市場と株式投資の人間学』★★★★

著者繋がりで読む。  詐欺、確率、数学、心理、歴史、経済、等々、多岐にわたる。もちろんその分ひとつひとつのボリュームは軽めだし、著者の他の本との重複もある。  現時点の私から見て特に新しい知見はなかったが、結構いいのではないかと。
書評

山崎和邦『詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方―人はこうして騙される』★

『常識力で勝つ超正統派株式投資法』が良かったので読んだが、これはいまいち。