書評

齋藤ジン『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』★★★

グローバズムから新冷戦(米中対立)構造への変化によって、相対的には日本が利益を得るという話。 概ねいい内容な気がするが、今日時点では株クラではすでにもう当たり前のような気がする話でもある。著者の売名のようなノイズも多少交じる。 だが、新書で...
書評

ラリー・E・スウェドロー『インデックスファンドを推奨する42の理由 ──パッシブ投資は勝者のゲーム、アクティブ投資は敗者のゲーム』★★

このタイトルのパンローリングの本であるという以上の情報は特に読み取れず。インデックス本の過去の良書を読んでいればあえては不要かも。
政治経済・金融一般

「精神の常在細菌叢」としての伝統宗教

私はずっと「精神の常在細菌叢」としての伝統宗教の役割がもうちょっと評価されるべきと感じ続けてきた。ドーキンス的な新無神論に不満を持ってきた。 もちろん具体的なイシューについてガチガチの宗教保守派とそうした新無神論者の意見が対立するときは0対...
書評

ベン・アンセル『政治はなぜ失敗するのか 5つの罠からの脱出』★★★★

現代の様々な政治の問題・ジレンマについて、連帯の罠(≒集合行為問題)という一本の軸を通して語る本。まっとうすぎて教科書的というか、やや退屈というか気が滅入るというか、そういう感じもしなくはないが、非常に良い内容に思える。おすすめ。
書評

藤川直也『誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治』★★★

よくある曖昧な語法のポイントは否認可能性つまり責任回避にあるというのが中心の話。 なんとなくは知っていたようなことではあっても、まとめて書かれると面白い。
書評

ジョナサン・ハイト『不安の世代 スマホ・SNSが子どもと若者の心を蝕む理由』★★★★

2010年代からのスマホSNS環境が、脳の未発達な青少年、とりわけティーンの女子の精神衛生に悪影響を及ぼしているという話。 一歩間違えばゲーム脳的なトンデモと誤解されてもおかしくないような話題であるが、定評ある著者であり、内容も極めてまとも...
書評

デイヴィッド・M・ルーベンシュタイン『世界の天才に「お金の増やし方」を聞いてきた』★★

タイトル通り、有名ファンドマネージャーへのインタビュー集。個人投資家の参考になりそうなところはあまりないかも。
書評

リチャード・V・リーヴス『なぜ男は救われないのか』★★★★★

原題"Of Boys and Men: Why the Modern Male Is Struggling, Why It Matters, and What to Do about It"(少年と男について:現代の男性が苦悩する理由、それ...