書評

大橋一慶『セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方』★★★★

自分が馴染みのない分野だから当たり前のことを過大評価しているだけの可能性はあるけど、良い本に見える。何かそれに類する事を実際にやる機会があったらもう一度ちゃんと読んで参考にしたいと思う。
書評

佐藤一磨『残酷すぎる 幸せとお金の経済学』★★

一言で言えば「ジェネリック橘玲」という感じ。悪い内容ではないが、ある程度こういう話に関心をもっている人はすでに知り尽くしていそうな話が多い。
ゲーム

『Unheard -罪の代弁-』★★

サイコメトリー的に過去のその場所で聞こえた音を聞くことができる能力を使って謎を推理するゲーム。たぶん元は中国製だが、音声までちゃんと日本語ローカライズされている。 おそらく "Return of the Obra Dinn" に触発されたの...
パフォーマンス

2025年4月成績-1.6%(年初来-8.4%)

2025年4月成績と総評総資産前月比年初来175,911,136円-1.6%-8.4% 普通の社畜に戻ります(?)4月ハイライトトランプ関税ショック 今月のイベントは御発注本の発売とこれだろう。ちょうど旅行中だったこともあって特に何もできず...
投資哲学

禍福はほつれてしまった縄のごとし

ussi氏のこのツイから発想した話。運的な話で言うと割と下振れって長く続くし、上振れも長く続く感じする。— ussi (@tauren_jp) March 27, 2025  「禍福はあざなえる縄のごとし」という諺がある。良いことと悪いこと...
書評

山口周『人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』★★★

経営戦略的な話を個人の人生に適用しようというのが主な内容。一番最初の『パーパス——人生というゲームの「基本原理」を押さえる』のところが特に良いと思った。 株式投資をやっていて、それなりに経営学の本なども読んだことがあれば、その他の部分が特に...
書評

『間違った医療: 医学的無益性とは何か』★★★

ローレンス・J・シュナイダーマン(著)、ナンシー・S・ジェッカー(著)。 いわゆる過剰医療の話。投資にはほぼ無関係だが、現代日本の社会保障問題、いわゆる反サロの議論にも関わる重要な話だと思う。
書評

京都大学の経営学講義 いま日本を代表する経営者が考えていること★★

川北 英隆 (著, 編集), 奥野 一成 (著, 編集)。 具体的に何が良くないというわけではないのだが、日経新聞的というか、総花的というか、ヨイショ的というか、全体的にそんな感じでいまひとつ。 「第六章 長期投資の本質……人間にしかできな...