過去書評。『マネーの公理』から作者繋がりで読んだ。
しかし、第3部までの「運とは何か」の部分は全くの無駄。読むのは第4部の「運を良くする方法」だけでいいと思う。
肝心の運を良くする方法(≒運の良い人の特徴)は、
- 社交性に富む
- 直感力が強い
- 勇気がある
- ラチェット効果を働かせる
- 悲観的推測に基づいて行動する
となっている。
もうちょっとわかりやすく言い換えると、
- チャンスが来るような種(とりわけ人間関係)まき
- 来たチャンスをそれと察知できるような広範な学習
- リスクを取ってチャンスを掴めるような適度な楽観主義
- それでも外した時、自分の誤りを認め素早い損切りができる
- 不運にも備えるような適度な悲観主義
となろうか。
最初のもの以外は『マネーの公理』とほぼ重複する。そちらを読んでいればパスしてもいいかも。
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