「敵ですか味方ですか?」

 ある個人投資家の引退スペースの最後の部分を少しだけ(10分ぐらい?)聞いて、ひとつ印象に残った言葉。

 投資に直接関係のない文脈で出た何気ない一言ではあるが、そういう発想をする時点で、そもそも株・投資では自分と同じ意見の人が敵で自分と正反対の意見の人が味方であるという、一番重要とは言わないまでも一番本質的な部分(のひとつ)が分かっていないことがよく分かる。

 ある発言者が応援してる体で面白半分に破滅させようとしているのに、言われている当の本人がまったく気づいていないようだったのも印象的。おそらく発言者はまるで隠す気がなく、傍目にも丸わかりなのにも関わらず。

 暗号資産関係の詐欺にあったことがあるらしいが、これは本物の詐欺師にも騙されるだろうなと、ある意味納得。株クラでよく『ナニワ金融道』が推奨されるのは、このあたりの最低限のセンスを身につける意味もあるのだろう。

 馬鹿にしてきた人を見返したいというようなルール1に反する精神もあったようだし、やはり根本的に投資に適性がない方なのではないかと思わざるをえなかった。

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