★★★

書評

藤﨑忍『39歳、初就職。』★★★

エッセイと自己啓発本の中間のような内容。夫の死をきっかけに、専業主婦が39歳で初めて就職、と確かに独自の内容はあると思う。 ただWikipediaで見ると「言うて実家太そうやんけ」という印象が強くて、内容とはちょっとズレた感じもなくはない。
書評

坂口安紀『ベネズエラ 溶解する民主主義、破綻する経済』★★★

アメリカのベネズエラ攻撃の件で気になって読みたくなり、借りた。2021年の本なので、もちろん最近の攻撃の話は載っていないが。 これまではネットニュース等で漠然としか知らなかった色々とひどい話の解像度が高まり、面白かった。 一時期、むちゃくち...
書評

スティーブン・D・キング『僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない』★★★

タイトル通りインフレに関する本。イギリスの話がメイン。内容は良いが、若干読みにくいというか楽しくない感はある。 以下、第7章を基にした自分用メモ。因果関係はどちらかというと貨幣から物価へ向かう。人々の態度や予想は中央銀行の政策と同じくらい重...
書評

岡本浩一『上達の法則 効率のよい努力を科学する』★★★

内容はタイトル通り。明らかに良い内容ではあり、今日時点では少し退屈かもしれないが、基本的にはおすすめ。 個々にはもっと新しくて詳しくて具体的で科学的な内容の本もあったと思うのだが、新書でこの薄さとなると、上位互換のものはぱっと思いつかない。
書評

モーガン・ハウセル『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』★★★

お金の使い方という観点から一本筋を通したマネー啓蒙書。 地位財に気をつけろとか後悔最小化の原則とか自分の死亡記事とか、個別にはどこかで一度は聞いたことがあるような話が多く、株クラにいるような人間なら、タイトルからだいたい内容は予想できる範囲...
書評

『課税と脱税の経済史――古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論』★★★

マイケル・キーン/ジョエル・スレムロッド(著)。直接投資の役にはあまり立たないかも知れないが読み物として面白い。めちゃくちゃ分厚い。
書評

西山美久『現代ロシアの歴史認識論争―「大祖国戦争史観」をめぐるプーチン政権の思惑』★★★

目下重要な話であるし、それなりには面白い。でも最近のロシア関係の本では割とありがちなことに、元から通り一遍ぐらいの知識があれば「ロシアはクソ」の一言で済んでしまう話でもある。
書評

石原明『「成功曲線」を描こう。』★★★

何で知ったかは忘れた。右脳だの左脳だの、イメージすれば云々……などのもう死ぬほどこすり倒された内容しかないありきたりの自己啓発本。 ……と言ってしまえばそれまでなのだが、なんか不思議と、(あくまで)それらの中では、すごくまともというか、良心...