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書評

神坂次郎『元禄御畳奉行の日記―尾張藩士の見た浮世』★★

いま中公新書の「元禄御畳奉行の日記」読んで横山光輝の漫画版も読んでるんだけど、出勤は月に3日だけで役職手当もついて、武芸と称してヘタクソな槍弓矢鉄砲に励み、たまの大阪出張では接待受けながら一か月も遊び呆け(仕事は一切しない)、趣味は釣り、投...
書評

ジーナ・キーティング『NETFLIX コンテンツ帝国の野望 :GAFAを超える最強IT企業』★★

興味がある分野で質も悪くないはずなのに、そこまで刺さらなかった。なぜだろう。
書評

みきまるファンド『みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊』★★

元は名著の内容ゆえ悪いわけがないけど、ブログそのまんまで流石に本としてはちょっと……。
書評

黒岩泰『究極のテクニカル分析』★★

暇だから古典書籍紹介。今や違う意味で有名になってる慶應出身の黒岩泰氏の本。15年前に読んだ時は衝撃を受けて、需給理解の大きな参考になった。窓壁軸理論の内容にピンとくる人は需給わかってる。 pic.twitter.com/J0xJFqlYgw...
書評

『リー・クアンユー、世界を語る』★★

グラハム・アリソン著、ロバート・D・ブラックウィル著、アリ・ウィン著。  シンガポール行ったのでなんとなく。確かに賢明かつ意志の強い人物で、そりゃこんな人が独裁してたら発展するわな、という印象。  アメリカに対するアドバイスが事実上「赤字減...
書評

『ファクター投資入門』★★

アンドリュー・L・バーキン著、ラリー・E・スウェドロー著。  もうこれ系のやつは「うん統計的にはそうなのかもね。で、実際いつ何を買ってどれぐらい儲かったの?」……という感想になってしまうのよね。  もちろん、立場が個人投資家じゃなくてファン...
書評

安宅和人『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』★★

自分にはいまいち価値が分からない。間違っているというのではなく、当たり前という意味で。すごく役に立ったと思える条件の人もいるのではないかと思わせるものはあるが。
書評

ヤニス・バルファキス『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』★★

テーマが広すぎて薄い印象があるものの、啓蒙書としては特に悪くないと思う。  ただ原題『娘に語る経済の話』は内容を適切に表していないように思われるし、邦題はさらに輪をかけて誇大かつ意味不明。