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書評

片野秀樹『休養学―あなたを疲れから救う』★★

だいたいタイトルから予想できる内容で、自分にとっては正直そんなに意外なことは書いてない。 しかし、別におかしくはない内容が適度な長さでまとまっていて、条件によってはおすすめもできる。
書評

『PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来』★★

オードリー・タン (著), E・グレン・ワイル (著)。正直、自分のようにずっとこういう話題を追っている人間にとっては、電話帳のような分厚さ(死語)の割に内容が薄くてつまらない。 とはいえ、オードリー・タンで悪い内容のわけでもないので、むし...
書評

デヴォン・プライス『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論』★★

そこそこ長いが、結局「働きすぎ良くない」ぐらいのことしか言っておらず、こっちも「せやな」ぐらいのことしか言えない。 しかも、本筋と関係ない Woke・ポリコレ的な脱線が多くて、いまいち。
テレビ・映画・動画

『教皇選挙』★★

映画『教皇選挙』公式サイト|2025年3月20日(木・祝)全国公開 レイフ・ファインズ好きなので、配信で視聴。 一昨年ぐらいだったら「どうせポリコレポイント通りに結果決まるの見え見えじゃねーか最初からネタバレだろ!」みたいになってしまってい...
書評

デイビッド・エプスタイン『RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる』★★

別に間違ったことは言ってないのかもしれないが、ひたすらアネクドータルというか、事例ばっかりで、結局タイトルの一言以上の内容はない気がする。
書評

マーティン・フリッドソン『隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法 ──目からウロコの大化け株スクリーニング』★★

アナリストやそのEPS予想なんていい加減……というぐらいの内容。 隠れた新ナンバーワン銘柄を見つける助けになりそうにはあまり感じない。 ここは特別ダメというところがあるわけではないが、正直タイトル負けしているように思う。
書評

ヘンリー・キッシンジャー『国際秩序』★★

まあもちろんすごい人だ(った)というのは分かるし、考えさせられるところもあるし、ためにはなると思うんだけど、さすがに今読む価値があるかというとどうだろう。
書評

アーサー・C・ブルックス『人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法』★★

流動性知能と結晶性知能の話(私はそんなに意義深い概念だと思ってないが)を別とすれば、「老いを受け入れよう」というぐらいのことしか言ってない気がする。 東洋哲学の話が多い。キャリア戦略というより、自己啓発書の位置づけだと思う。その前提で読むに...