市場

書評

アンドリュー・W. ロー『Adaptive Markets 適応的市場仮説: 危機の時代の金融常識』★★★

進化・生物・数学・経済・金融・市場のあたりに一通りの知見がある自分には、分厚い割に新しい話が全然なくて正直いまひとつだったが、このあたりの総まとめ本としての価値は十分あるように思える。
投資哲学

「少し勝つと教えたがる」のは自信がないからか

投資に限らず...失敗する人に共通すること①反省しない②失敗を検証しない③自分だけは特別と慢心④少し勝つと教えたがる— 沙羅 (@sara_hananoiro) 2018年5月11日 ①-③まではほとんどトートロジーレベルで、失敗に繋がって...
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』1 知識、経験、そして直観

1 知識、経験、そして直観 ウォール街で継続して、フェアに儲けることほど難しいものはない、と私は心の底から思う。そして、これほど体得が難しいこともない。 「継続して、フェアに」というのがミソ。どっちかあるいは両方欠けているのならば、それほど...
投資哲学

象に乗る経験をするのはプラスかもしれない

まったくの思いつきなのだが、象に乗る経験をするのは投資に有用かもしれないと思う。 自分より何十倍も力があって独自の意志を持っているものに命を預けているという状態を知っておくこと、相場では日常的にそれ以上のことをやっているのだと理解しておくこ...
投資哲学

美人投票+自信過剰=衆愚

うぬぼれ+美人投票=衆愚 このエントリで一度書いたことですが、とてつもなく重要なことだと思うので、もう一度リライトして強調します。市場に関するほとんどあらゆる出来事に関わってくるほど重要なことです。自信過剰バイアス まず前提として、精神的に...
書評

川北英隆『「市場」ではなく「企業」を買う株式投資』★★

これもさっかく氏のブログ経由。 視点・内容ともに良いと思うが、兼業個人の私の役にはあまり立たないと思うので、ざっとで済ます。
投資哲学

マイクタイソンと殴りあって勝つには

何の因果か、あなたは全盛期のマイクタイソンと殴りあって勝たなければいけない羽目になったとしよう。以下のどちらを選ぶべきか。リング上で15ラウンドのボクシングの試合を挑む期限も場所も定めずルール無用の勝負を挑む これだけの想像でも、普通の個人...
投資哲学

相場で少数派が有利な理由についての考察

禿同でございます。 pic.twitter.com/31DTviUSNU— あいえす is (@heisenberg1934) 2015, 6月 2 このツイートを見て考えた。相場における格言として、多数派に付和雷同してはいけないとか、コン...