歴史

書評

ジョン・ブルックス『アメリカ市場創世記──1920〜1938年大恐慌時代のウォール街』★

大恐慌そのものについて知りたかったのだが、周辺の人物・歴史に関しての比重が高く、いまひとつだった。
環境・ツール・口座

大岩川源太『投資カレンダー2016: 株式・日経平均先物の必勝投資アイテム』

去年・一昨年に続き今年も買った。 これがあったからどうだというほどのことがあったわけではないのだけど、休場・SQ・月内最終日がいちいち調べないでもわかるのと、歴史の勉強になる利点は確かにある。
書評

磯田道史『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』★★★★★

TLで映画の話題を見たのをきっかけに過去書評。映画は正直駄作と思いますが、この本は超面白いです。投資家としても役立つかというと微妙ですが、損にはならないと思います。
書評

トーマス・セドラチェク『善と悪の経済学』★

タイトルから期待した内容と全然違ってつまらない。散漫・衒学的で無駄に長く、肝心の内容は通り一遍で薄い。
書評

山崎和邦『あなたはなぜ株で儲けられないのか―市場と株式投資の人間学』★★★★

著者繋がりで読む。 詐欺、確率、数学、心理、歴史、経済、等々、多岐にわたる。もちろんその分ひとつひとつのボリュームは軽めだし、著者の他の本との重複もある。 現時点の私から見て特に新しい知見はなかったが、結構いいのではないかと。
書評

フェリックス・マーティン『21世紀の貨幣論』★★★★★

原題"Money: The Unauthorized Biography"(お金:非公認自伝)。邦題はあまり内容を表せておらず、ピケティ本の便乗以上のものではない。 「お金はモノではなく社会的技術である」というテーマで歴史から現在そして未来...
書評

奥村宏『資本主義という病: ピケティに欠けている株式会社という視点』★

投資家必読の一冊! 奥村宏「資本主義という病」 で知った。 正直あまり中身のあること言ってるようには見えない。「企業は大きすぎない方がいいのではないか?」の一行で済みそう。 タイトルにピケティが出てくるのも単なる便乗にしか見えない。
書評

加谷珪一『お金は「歴史」で儲けなさい』★★★★

タイトルはやや軽薄な印象だが、真面目で良心的な内容。初心者から中級者まで、広くおすすめできそう。 現在の私の視点から見てまったく新しい知見はないものの、まとまりがいいので、何かの拍子に思い出したら手に取れるように置いておきたい感じ。