日本

書評

日下公人『21世紀、世界は日本化する: 超先端国・日本の実力』★

いわゆる「課題先進国」の議論として一理ぐらいはあるが、基本的に保守オヤジの妄想。2000年の本なので、あえて読むなら「四半世紀前にはまだこんな妄想に浸れる余裕ぐらいはあったんだなあ」という参考として。
書評

竹中正治『ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層』★★★

過去書評。経済学者が専門外のことに色々口を出す本、というと普通トンデモ本一直線のことが多いのだが、十分まともで面白い。竹中正治先生はやっぱりすごいわ。
書評

『きずなと思いやりが日本をダメにする 最新進化学が解き明かす「心と社会」』★★★★★

長谷川眞理子著、山岸俊男著。進化心理学視点から(主に日本の)社会問題を考えるという内容。 ふたりの対談という形式だが、しゃべったのをどうまとめてもこんな密度になるわけない。対話形式の共著と言った方が近そう。 元から進化心理学とか好きな人間に...
書評

日野瑛太郎『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』★★

ふつう。この手の話が初めてならおすすめ。自分は未見だが、下記のネットで大部分内容が見られるという情報も。脱社畜ブログあ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイ...