経済

書評

キャス・R・サンスティーン『スターウォーズによると世界は』★★

キャス・サンスティーンの、普段からは信じられないようなフリーダムなお遊び。 どちらかというと経済よりスターウォーズの方がメイン。スターウォーズシリーズが好きか、そんなに好きでなくとも、少なくともシリーズ通して一度は観ているぐらいでないと薦め...
経済・金融一般

不便によるセキュリティ

投票が電子化されない理由としてよく言われることなのだが、不便≒高コストは、それ自体が一種のセキュリティとして働く側面がある。 国政選挙の投票がネットできるようになったとして、通信が傍受されて改竄されていないことを、サーバーがクラックされて結...
書評

竹中正治『なぜ人は市場に踊らされるのか?』★★★★

過去書評。竹中正治先生の他の本と違い、経済一般に話題が広い。しかし、投資にも有用と思われる部分も多い。
書評

『貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える』★★★★★

アビジット・V・バナジー著、エステル・デュフロ著。過去書評。どちらかというと啓蒙書で投資の役には立たないかもしれないが、非常に面白い。 上手くいかない政策を見抜いたり、自分や子供が貧困の罠に陥らないようにするためとか(?)具体的に役立つケー...
書評

ジム・ロジャーズ『冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見』★★★★

過去書評。ポジトに節操がなさすぎる上、ところどころで人でなしが透けて見えるので、個人的にあまり好きでないジム・ロジャーズ。本も何冊か読んだがどれも今ひとつ。 だが、これだけは結構面白かった。ポジショントークや乱暴な極論であることは同じなので...
書評

ジェリー・カプラン『人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き』★★★★

事前の計画ではなく、図書館の新刊コーナーでたまたま見かけて手に取ったが、結果的に正解。AIと人間の失業に関する本の中では、かなりのおすすめ。 人工知能と経済の双方とも、ちゃんとわかって書いていている感があり、なおかつ通り一遍ではない独自の見...
書評

『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』★★★

玄田有史編集。普段見ないタイプの本で面白かった。一番印象に残ったのは、やはり就職氷河期の影響が大きいということ。 そして、(少なくとも自分の条件では)マクロ経済を正しく理解・予測して投資成績に生かすなんてことは無理だ、ということ。
書評

『2020年 世界経済の勝者と敗者』★

ポール・クルーグマン著、浜田宏一著。内容が特にひどいとは思わんけど、今更感あり。