巡回先の中から、初めて更新停止サイトが出ました。
RSSリーダーから外すのは半年まで待とうと思いますが、1/3の「13年総括」の記事が最後で、そろそろ4ヶ月になります。
状況からは、年初から2月頭にあった日経16000→14000の下げで退場、少なくとも公開したくないレベルの損失になったと考えるしかありません。
結果的に外れていても単に嬉しいだけ(「病気の子供はいなかったんだ」的な意味で)なので、その前提で進めましょう。
基本的に何か学ぶところがあると思わなければ、そもそも巡回先には入れませんので、そのようなところですら失敗があったとすれば、そこから得られる教訓も大きいはずです。
以下特徴ごとに分析してみたいと思います。
高い貯蓄率
まず良い点から。ちょうど最後の13年総括の記事に入金についてまとめられていますが、私より若いにも関わらず私の独身時代よりも高い、凄まじい貯蓄率です。すごいと思って見ていました。
公開されている総資産も上回っています。銘柄等が非公開にも関わらず見ていたのはこのあたりが目を引いたからでした。
毎日の収支を出している
デイトレーダーであれば一定の意味があると思われます。しかし、
デイトレはじめ短期投資全盛のご時世の中、長期投資でもちゃんと儲かることを証明すべく、収支も公開しています。
とされていて、実際どの程度の頻度で取引されていたかはわかりませんが、少なくともデイトレではまったくないようです。毎日の収支を出すことに利益はあるのでしょうか。
自分も月次成績は出していますが、それすらほとんど無意味だと思っています。家計簿をつけるついでに出てきて、そんなに追加の労力がいらないので載せているだけです。
ビギナーズラック
「一時的な上昇に踊るワープア」の記事で書かれているように、当初ビギナーズラック(書いた時点では自覚はある模様)で700万儲け、その後すぐ一度退場されているようです。
こうした大損や大儲けが、その後のメンタルに与える影響について興味があるところです。取り返したくなったり、自信過剰に陥ったりして、悪影響が大きいのではないかと直感的には思われます。
過度の集中投資
こちらの記事にあるように、自覚的にかなりの集中投資です。銘柄は公開されていないのですが、塗りつぶされている面積から、現物欄にも信用欄にも最大3銘柄程度しか存在しなかったようです。
しかも均等ではなく特定の銘柄にウェイトが集中していることが多いです。2階建てをされていたかまでは不明ですが、実質一点集中に近い状態になっていた可能性が高いのではないでしょうか。
さらに、やはり最後の記事にあるベンチマークとの比較のグラフでマザーズと動きが近いことから、手がけていたのはいわゆる新興銘柄ではないかと思われます。
予防線メンタリティ
ハンドル名「いつかは自爆」。タイトル他で常に「ワープア」を自称していること。はじめにのページにある
いつかへまやって破滅するまで夢を見ようと思います。
いつの間にか消え去るどうしようもないブログの一つになるのは目に見えていますが、
等の部分。これらに共通して見られる特徴を「予防線メンタリティ」とでも呼びましょうか。私は大変良くないと考えています。
これは「言ったらその通りになる」とか「イメージに引きずられる」とかいう言霊信仰とかオカルトではなく、実際に現実のリスクが高まると考えています。
最近まで「経験則ではそうなる」としか言えませんでしたが、合理的に説明しうると思われる理論を最近知りました。長くなるので詳しくは別の記事にします。
総括
総合的にはリスクの取りすぎに尽きると思います。資金管理とかリスク管理とかいう単語が出てこないわけではないので、意識もしていなかったわけではないと思われますが、十分でなかったということでしょう。
2015/2/17追記
今日気がつきましたが更新再開されていました。退場ではなかったようです。
コメント