トマス・J・スタンリー著、ウィリアム・D・ダンコ著。
なぜか亀吉師匠のところで言及されたので便乗して過去書評。
内容は「(アメリカの一昔前の)小金持ちは倹約家である」の一言で要約できる。
ただし、倹約志向かそうでないかというのは、遺伝子および幼少期の環境によってかなり強固に決まってしまうもので、大人になってからちょっとやそっとの努力で変化するものではないと思う。
キリスト教の予定説ではないが、少なくとも自分は、これを読んで倹約志向になったというよりも、これを読んで倹約志向であったことを知ったという印象。
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