事前の計画ではなく、図書館の新刊コーナーでたまたま見かけて手に取ったが、結果的に正解。AIと人間の失業に関する本の中では、かなりのおすすめ。
人工知能と経済の双方とも、ちゃんとわかって書いていている感があり、なおかつ通り一遍ではない独自の見解をちゃんと主張している。この両方の条件を満たす本は、私は初めてだ。
最終章の数ページだけ、もうすぐ書き終わると思って気が緩んだのか、急にいい加減な放言くさくなってしまうが、本全体の趣旨にはほぼ影響ないし、解説でちゃんとツッコまれてるので、まあご愛敬で許せるレベル。全体としてはおすすめ。
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