ロバート・キヨサキ著、シャロン・レクター著。有名すぎるので今更という気もするが過去書評。
個々のエピソードがほとんど作り話なのは前提として、
- ネットワークビジネス(≒マルチ商法)に対する好意的な言及があること
- そのせいもあって、この人が売っているキャシュフローゲームを使ったゲーム会が魔窟になっていること(が多い)
の2点にあらかじめ注意しておけば、とても良い本だと私は思う。
特に正のキャッシュフローを生むものが資産で、負のキャッシュフローを生むものが負債だという定義(というか思想)は、とてもいいと思う。
ただし、その適用範囲を間違えないこと。厳密に適用してしまうと、家族も子供も、自分自身が生きていることさえも、負債になってしまう。あくまで適用範囲を手段の部分に限ることだ。
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