書評

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山崎元『ファンドマネジメント―マーケットの本質と運用の実際』★★

過去書評。個人向けの投資本で有名な方だが、これはプロのファンドマネージャー向けの話がほとんど。 そういう視点もあるか、という意味で面白い箇所もあるが、個人投資家向けではないかも。
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ダン・アリエリー『不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」』★★★

過去書評。『予想どおりに不合理』を読んで面白かったら、これも。
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ダン・アリエリー 『ずる 嘘とごまかしの行動経済学』★★★

過去書評。これもアリエリーの行動経済学本。タイトル通り(ちょっとした)不正にスポットが当たっており、実用的で面白い。他人の不正を防ぐというのもあるが、何より自分自身をモニターする意味で。
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ダン・アリエリー『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』★★★★★

過去書評。行動経済学本。この人の本はどれも水準以上で面白いが、最初の一冊あるいは一冊だけ、という条件ならまずこれを薦める。 もしかしたら投資にも役立つかも知れないし、自分の日常生活や消費行動も変わるかも知れない。
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東保裕之『株式投資これだけはやってはいけない』★★★★

もう消えているがGCN氏のツイートで知った。失敗に着目した本は良書のことが多いと思っているが、これも例に漏れない。 基本的に初心者向け。後半テクニカルの話が多くなってくるのだけが、個人的にはちょっと残念だが、それでも十分良書。
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竹中正治『ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層』★★★

過去書評。経済学者が専門外のことに色々口を出す本、というと普通トンデモ本一直線のことが多いのだが、十分まともで面白い。竹中正治先生はやっぱりすごいわ。
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国際通貨研究所『マネーの動きで読み解く外国為替の実際』★★★

過去書評。竹中正治氏が関わっているらしいので読んだ。アマゾンだと直接名前は出てないが、実質的な著者だと思われる。 もちろん良い内容だが、『素人だから勝てる外貨投資の秘訣』と重複する部分が多い。個人投資家ならそちらだけで十分な気もする。
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ポール・クルーグマン『良い経済学 悪い経済学』★★★★

過去書評。「国際競争力」という概念は、比較優位を理解しておらず、よそ者嫌いの本能に訴える政治的ツールとして利用されるが、あまり意味がない、という話が主眼。 啓蒙書で直接投資の役に立たないかもしれないが、とてもいい。20年前ぐらいの本だが、古...