書評

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『錯覚の科学』★★★★

クリストファー・チャブリス著、ダニエル・シモンズ著。原題は『見えざるゴリラ―他直感が我々を欺く方法―』。 まったく見たことも聞いたこともないという人はあまりいないであろう、あのイグノーベル賞研究を主題とする本。魅力を全く伝えていない邦題はも...
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ジェレミー・シーゲル『株式投資 第4版』★★★

過去書評(第4版ではなかったが)。こちらも長期投資を考える上で必須と思うが、一般には『株式投資の未来』だけで十分な気も。
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ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす』★★★★★

過去書評。いわゆる「長期投資」の思想を体現するバイブル的な位置づけの本。自分のスタイルとは違っても、株式投資をしていて、これを知らないでいる手はないだろう。 ただし、よく言われているように、現在の日本に対してこの意味の「長期投資」をそのまま...
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エレーヌ・フォックス『脳科学は人格を変えられるか?』★★

過去書評。生まれつきポジティブシンキングの人とネガティブシンキングの人に関する話。作中ではサニーブレイン・レイニーブレイン(晴れ脳・雨降り脳)と呼ばれている。 基本的に科学啓蒙書で投資に直接役立つわけではないが、いつかの「根拠のない自信」に...
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ロバート・J・シラー『投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然』★

過去書評。ITバブル崩壊を警告したことで名高い……が、なんかいまいち。流石に話が古いし、ITバブルの概要ぐらいは他の本でもしょっちゅう出てくるので、ざっとでいいのでは。
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ダン・ライオンズ『スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家』★

シリコンバレー文化もIPO関連も、なまじ知ってるせいか、意外性もなくて実につまらん。
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竹中正治『素人だから勝てる外貨投資の秘訣―虎の子の退職金、ボーナスを着実に殖やす』★★★★★

竹中正治ホームページ 過去書評。タイトルはちょっとアレだが、あの竹中正治先生の本であり、内容は極めてまとも。 というか外貨投資についての初心者向け本ではオールタイムベストかも。短期トレーディング以外のFXの利用価値が説かれているのも珍しい。
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マルク・レビンソン『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった』 ★★★★★

過去書評。コンテナの話、と言ってしまえばそれまでなのだが、とにかくメチャクチャ面白かった。あのビル・ゲイツもおすすめ。ビル・ゲイツが選ぶ「今年読んで良かった7冊」は必読だと思う : Blog @narumi 直接投資の役には立たないかも知れ...