ポール・クルーグマン『良い経済学 悪い経済学』★★★★

 過去書評。「国際競争力」という概念は、比較優位を理解しておらず、よそ者嫌いの本能に訴える政治的ツールとして利用されるが、あまり意味がない、という話が主眼。

 啓蒙書で直接投資の役に立たないかもしれないが、とてもいい。20年前ぐらいの本だが、古いことによる問題も特にはなかったと思う。

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