書評・レビュー

書評

丸山俊一『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』★★

NHKのテレビ番組か何かのまとめ? 正直微妙。テレビだからというのを抜きにしても、あまり独自の視点も新しい視点もないように思う。 「ビットコインは値上がりによって“貨幣”でなく“資産”になってしまった」(要旨)というあたりは、それはそうかも...
書評

髙橋伸典『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』★

図書館でたまたま目に入ったから、少しは参考になることもあるかと思って借りたが、さすがに条件が違いすぎて何の参考にもならなかった。 Not for meなのを考慮に入れても、あまりクオリティが高くないように思える。
書評

グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』★★★

基本的タイトル通りの内容。今の自分には価値がないが、中高生ぐらいのもっと若い時に読みたかったとは思うぐらいの良い本。
書評

『「確率思考」で市場を制する最強の投資術』★★

エミン・ユルマズ (著), 木原 直哉 (著)。Audibleで聞いた。 ポーカーとかギャンブルの知見を株にも生かすことについては、『運と実力の間』の方が詳しいので、そちらを読んでからでもいいかも。
テレビ・映画・動画

『エイリアン:アース』★

世代的にも初代『エイリアン』が大好きなので一応シリーズ全部義務的にチェックしないといけないと思って観た。 『SHOGUN 将軍』が話題になっていた頃に初回割引で入ったディズニープラスがまだ残っていたのでそれで視聴。 正直めちゃくちゃつまらん...
書評

アビジット・V・バナジー『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』★★★★

タイトル通りの内容。びっくりするようなことは何も書いてないが、むしろそれがいい。とても真っ当で質の良い啓蒙書。幅広くおすすめ。
書評

レイ・カーツワイル『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』★★

ここ数年のAIの進歩のおかげで、シンギュラリティ論がだいぶ評判を取り戻したレイ・カーツワイルであるが、それでもやはり成功した煽り芸人でしかないと思う。 面白いか面白くないかというと面白いところもあるが、それは別に彼の功績というわけではないだ...
書評

樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』★★

時間術の本がすごくよかったので著者読み。 こちらはアウトプットしたり手書きするのは勉強のためいいですよの一言をひたすら引き延ばしたような内容で「せやな」ぐらいの感想。