書評・レビュー

書評

河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』★★

去年人気だった(?)新書。図書館でやっと借りられたので読んだ。危機感を持たせる意味ではいいかも。 ただし、対策の提言のところもそんなに独自性があるでもなく、あくまでそれだけ。
書評

三枝匡『ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ』★★

なんかとても評判が良いのだけど、自分にはいまひとつ良さがわからなかった。前著があるようだが、それは未見。そのせいだろうか。投資家視点じゃなくて経営者視点だとまた違うのだろうか。
書評

池田正明『新版 企業価値を高める FCFマネジメント』★★★

FCF(フリーキャッシュフロー)やCCC(キャッシュコンバージョンサイクル)に関する本。まあ良書と思われる。 個人投資家視点では、各種キャッシュフローの概念をちゃんと理解していれば、とりあえず十分な気もするけど。
書評

チャーリー・ティエン『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』★★★

バフェット、グレアム、リンチらの本のまとめみたいな感じ。すでにそれらを読んだことがあれば、特別これという話はないだろうが、読んだことがないなら、まとめとして優秀である。
書評

三宅勝久『大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う』★★★

確かどエンド君(@mikumo_hk)さん経由で知った。なかなか壮絶。
書評

成毛眞『amazon 世界最先端の戦略がわかる』★★★★★

これは面白い。アマゾン株主だからというひいき目もあるかもだが、とにかくまとめ方が簡潔で当を得ていて素晴らしい。 たとえばRSSリーダーで経済・IT系のニュースを読んでいるような人間であれば「これは全く知らなかった」というようなことが書いてあ...
書評

大鹿靖明『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』★★★★

やまぐち(@ky1ky1)氏のツイートで知った。 図書館で借りたら、なぜか妻が面白がって自分より先に読んでいた。かなり面白かった。 元々2016年4月30日第1刷の本で、ほぼ事件直後の内容。
書評

堀哲也『日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法』★★

特別おかしなところや悪質なところがあるわけでもないが、広く浅く初心者向けの割には、結構ハイリスクな感じで、ちょっとちぐはぐな印象。 いや「60万円を7年で3億円」と題している以上、ある意味正直と言うべきか……。