書評・レビュー

書評

支倉凍砂『WORLD END ECONOMiCA』★★★

支倉凍砂著、上月一式イラスト。月面を舞台とした男の子向け経済ライトノベル。 五月氏の資金でアニメ化する話の頃に買った。2章の途中でしばらく中断していて、読み終わるまで結局2年ぐらいかかってしまった。サウンドノベル版は未プレイ。 『狼と香辛料...
テレビ・映画・動画

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』★★★★★

相当にハードルが上がっていたと思うが、予想以上にクオリティは高かった。2時間映画なのに3時間ぐらいあったような気がする。 猗窩座(アカザ)のアクセントが予想と違って、映画BLAME!のサナカン以来の衝撃。 不満は、あえて言えば触手シーンあん...
書評

たりたり社長『今だからこそ始める!本気で稼ぐ株式投資の教科書』★★

初心者向け本……としか言えない。こういうもろに初心者向けの本で、米国株が第一選択肢ということに時代を感じた。
テレビ・映画・動画

『きっと、うまくいく』★★★★

原題"3 Idiots"(3馬鹿トリオ)。アマゾンプライムビデオで視聴。前々から評判だけ聞いていたインド映画。ジャンルで言えば主にコメディ・人情。 ここが超凄いというところがあるわけではないが、まんべんなくレベルが高い。評判通りの良作と言え...
書評

ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』★★★★

『サーチ・インサイド・ユアセルフ』に表面的には似ているが、全然違う。 大雑把に言えば、進化心理学・脳科学に基づく初期仏教の解釈。どちらも多少はすでに知っている自分からすると、思いも寄らなかった、という話はないが、どちらの方面にも一定水準を保...
書評

チャディー・メン・タン『サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法』★★

サーチ・インサイド・ユアセルフ:瞑想は人をどこに導くのか burabura(@burabura_117)氏の記事で知ったが、正直いまいち。感想も大体同じで、ただの対人自己啓発本で瞑想の出てくる必然性があまりなさそう。
書評

瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』★★★

タイトルに掲げられていた日付が実際に来たから(?)なんか話題になっていて知った。 特に思い入れのない自分にとっては「よくできたビジネス系自己啓発書」以上のものではなかった。その分野の中では良書の方であると思う。
書評

『マンガと図解で早わかり 強くなる! こども将棋入門』★★★★★

杉本昌隆監修。近所の本屋で子供用の将棋の本をいろいろ見比べて買った。 藤井聡太ブームでその師匠だから、というわけではなく、純粋にその時あったものの中で一番よかったように見えた。 子供と一通り読み通したが、フルカラーでマンガ部分もあり、ルール...