前から存在は知っていたが、最終アップデートのニュースを期にやってみた。
- 3Dを放棄した代わりにゲームデザインがまともになったマイクラ
という事前の印象だったが、実際やってみると
- マイクラの地形介入およびクラフト要素を取り入れたメトロイドヴァニア(2D探索アクションゲーム)
と言った方が実態に近そうだ。
テラリアのようなゲームができて何年か後にマイクラができるのが本来(?)の歴史だったような気がするが、マイクラの作者ノッチが天才過ぎてオーパーツ的にひとつステップを飛ばしたものを作ってしまったと考えればいいのか。
他作品パロディなどのマイクラにはないノリもあって、好きな人はマイクラよりハマりそうなのもわかる。間違いなく水準以上の名作ではある。
自分も嫌いではなく、値段分以上は十分楽しんだが、建築に凝る方ではないので、ラスボスに挑戦できるかできないかというぐらいでパタッと飽きてしまった。
やや細かい話をすると、vanity(虚飾)装備(装備欄の隣に性能ではなく外見のみを上書きするもう一つの装備欄がある)や染料(装備欄の隣に染料の装備欄があり、つけ外しすると装備の色合いだけが変わる。染料は減らない)のシステムは、技術ではなく概念の進歩という気がして面白い。
今までもゲームで靴を2足も3足も履けたり、逆に指輪がひとつしかつけられなかったりすることは普通にあったのだから、物理に縛られる必要はない。見た目と性能で頭や体の部位が2つあってもいいじゃん? 染料が塗って消費されるものと誰が決めた? どうせデジタルデータじゃないか。
……と言われればそうなんだが、そこそこゲーマーのはずの自分でもちゃんとwikiで説明を見るまで「このごちゃごちゃした欄の並びは何なんだ?」と思ってしまったぐらいなので。
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