『倉庫番』系の最先端にして頂点にして革命。誇張抜きで30年に一度ぐらいのパズルゲームだろう。今生でこれ以上はもはや望めないのではと真剣に思うレベル。わずかでもパズルゲームに興味のある人間は絶対やっとけ。
純粋な面白さ以外で思ったのは、非常に「プログラミング教育」的だな、ということ。
人間の先入観など一切お構いなしに、とにかく書かれたルールの通りになる世界で、現にあるものの組み合わせから必要な出力（ゴール）を得るために、出題者の意図（ミスリードされた意図も含む）を推測しながら、試行錯誤をする。
これはまさにプログラミングをするとき求められる行為そのものであって、このゲームを解く能力は間違いなくプログラマ適性に強い相関を持つだろうと思う。
中盤以降の新単語（FALL, SHIFT, SWAP, TELEなど）は動作がやや複雑というか非自明になってきて「むう、まずこの単語の実際の挙動を確認するために簡単なテストケースを組まねば……」みたいな場面も出てくるが、それはそれで非常にプログラミングっぽい。
今のところ英語版しかないようだが、いくつかの面タイトル以外は、全て中学生レベルの英単語で足りるので、自分あるいは子供がプログラミングに向いているか試すのに使ってみるのもありだと思う。
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