★★★

書評

『セイヴィング キャピタリズム』★★★

ラグラム・ラジャン著、ルイジ・ジンガレス著。過去書評。金融の重要性についての本。改めてどうこういう話はないが、いい。  それにしても、もうちょっとましな邦題はなかったのか。原題"Saving Capitalism from the Capi...
書評

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』★★★

ピーター・ティール著、ブレイク・マスターズ著。玉石混淆という印象。面白いが期待ほどではなかった。  「独占企業は激しい競争をしているかのように、激しい競争をしている企業は独占企業であるかのように、ポジショントークする」というような話は面白か...
書評

フィナンシャルバンクインスティチュート『うかる!証券外務員一種 必修テキスト 2017-2018年版』★★★

何かで知った。普通に教科書。今だとあまり得るところはなかった。信用取引の詳細で少し知らないことがあったぐらいか? 勉強始めた頃に読めば良かったわ。
書評

藤沢侑『現役・三井不動産グループ社員が書いた! 「ダメマンション」を買ってはいけない』★★★

過去書評。投資クラスタではそもそも新築マンションを買う人はあまりいないと思うが、売る側の視点が詳しく書かれた本は珍しいので、一見の価値はあると思う。続編が出ているらしいが未読。
書評

キャス・サンスティーン『シンプルな政府:“規制”をいかにデザインするか』★★★

ナッジをうまく活用することで政府を効率的にできないかという話。  行動経済学で特別新しい知見はないけど、実際にアメリカ政府がここまで進んでいるとは思わなかった。日本では絶対にやってないだろうなあ。
書評

ロバート・H・フランク『幸せとお金の経済学』★★★

いつものフランク先生。著者のこれまでの主張を知っていれば特別新しい内容はないが、いい。  政策だけでなく個人の方針としても、『地位財』という概念を知っておくだけでも、得るものはあると思う。
書評

フェリックス・デニス『本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて』★★★

投資家ではなく、経営者・起業家向け。個人的にはあまり合わなかったが、確かに凡百のお金持ち本とは違ってマジの富豪が書いてるんだろうなと思わせるものはある。  普通の金持ち本では出てこない「そもそも金持ちになりたいのか?」という話が出てくるのが...
書評・レビュー

『日経マネー2018年3月号』★★★

TLで話題になっていたので久しぶりに買った。 ピーター・リンチの直弟子にあたるというジョエル・ティリングハスト氏 英文学者の外山滋比古氏 ファンドマネージャーの苦瓜達郎氏  長期バリュー投資家向けのインタビュー記事が多く、なかなかよかった。...