★★★

書評

井堀利宏『誰から取り、誰に与えるか―格差と再分配の政治経済学』★★★

タイトル通り格差と再配分の本。イデオロギー的にならず、なかなかの良書に思われる。
書評

生田一舟『禅とマネー』★★★

マネー・経済本としての価値は正直いまいちだと思う。でも『お坊さんマネーコーチが教える お金にとらわれない生き方』よりはいい。  仏教本として結構面白い。というか、仏教+別分野本でまともに面白いのって森政弘以来じゃないかな?
書評

カーティス・フェイス『伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術』★★★

かなり胡散臭いタイトルだが、まともな短期トレーダー向けの本だった。  ただし、プロかもしくは少なくとも専業向きであって、個人投資家・兼業投資家向きではないように見える。
書評

藤原久敏『あやしい投資話に乗ってみた』★★★

吊られた男の投資ブログ (インデックス投資) : 「あやしい投資話に乗ってみた」はおもしろい読み物  上記エントリで知った。内容もそちらを参照。  たぶん全てわかってネタでやってるのだろうと思うが、若干マジなのか判断つきかねるところがあり、...
書評

『モンスターストライク最強攻略BOOK 2』★★★

前回からの差分のキャラ図鑑。前回感じた発色の悪さは今回は感じない。
書評

マーク・ダグラス『ゾーン ― 相場心理学入門』★★★

評判が高かったので読んだ。内容的には良いと思うが、そこまですごいとは思えなかった。  市場の短期的な動きは単にランダム。市場を擬人化して何かしらの感情を持ったり、個々のトレードの結果に一喜一憂したりするのは有害無益。トータルで勝ち越せる戦略...
書評

マックス・ギュンター『「ツキ」の科学 運をコントロールする技術 』★★★

過去書評。『マネーの公理』から作者繋がりで読んだ。  しかし、第3部までの「運とは何か」の部分は全くの無駄。読むのは第4部の「運を良くする方法」だけでいいと思う。  肝心の運を良くする方法(≒運の良い人の特徴)は、 社交性に富む 直感力が強...
書評

釜口浩一『その「家」の本当の値段──あなたが払うお金は、住宅の価値に見合っていますか?』★★★

これもいい内容だと思う。ただしマンションより一戸建ての情報の比率がだいぶ高め。