★★★

書評

ブルック・ハリントン『ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛』★★★

真面目な研究書なので『リッチスタン』のような面白みには欠けるが、興味深い。
書評

都井清史『会社法による決算の見方と最近の粉飾決算の実例解説』★★★

タイトル通りの内容。私のような、個人投資家がざっと見て知っておきたいという用途には、やや専門的かも。
書評

三橋貴明『財務省が日本を滅ぼす』★★★

財務省が、省益のために間違ったプライマリーバランス黒字論を広め、デフレを固定化している。しかし、強大な権限に加え国税という警察力まで集中しているため、なかなか批判すらできない。  ……という感じで、投資クラスタなんかでは常識的な内容と言える...
書評

小宮一慶『日経新聞の数字がわかる本』★★★

過去書評。タイトル通り、日経新聞に載っている数字の羅列の意味を図入りで解説する本。その目的のためには十分に良書と思われる。  とは言っても、結局自分は日経新聞は取るのを止めてしまっているわけだが。
書評

『「数字」が読めると本当に儲かるんですか?』★★★

古屋悟司著、田中靖浩その他。ただひとつ限界利益というトピックについて物語形式(?)でひたすら書かれた本。  損益分岐点とか考えたことあれば当たり前のような気もするが、読む条件次第では良書かもしれない。
書評

エマニュエル・トッド『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』★★★

シャルリー・エブド襲撃事件への過剰反応は、フランス的ライシテの流れとは連続しておらず、少数派差別の自己欺瞞的正当化が過ぎる、という趣旨。  当たり前だが暴力肯定というわけではなく、公共の場でのスカーフ禁止などは、男女平等の立場からはっきり正...
書評

ヘボショボ個人投資家プロダクションズ『Amazon とともに生きる』★★★

ヘボショボ個人投資家プロダクションズ企業分析シリーズ第三弾 Amazon副題「Amazon とともに生きる」 ふ〜部長 (@foohbucho) 2018年4月7日  まだKindle版にはなっていないが、インターネット昔話的な意味でも面白...
書評

岡本和久『長期投資道』★★★

今の自分には特別目新しいところはないが、タイトル通りの良心的な内容に見える。  大本の内容は1990年の本らしい。すぐに陳腐化するタイプの本ではなさそうとはいえ、注意。