書評

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ニック・マジューリ『WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』★★★★

資産1万ドル(未満)から10倍ごとにレベル6まで資産をクラス分けして考えるマネー本。 個々の話はそれほど新しい内容ではないと思うが、アプローチとしては正しいと思うし、まとまりのある良書と言えると思う。 ちなみに『JUST KEEP BUYI...
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太田泰彦『2030 半導体の地政学』★★★

タイトルは『半導体をめぐる国際政治(の歴史)』ぐらいは妥当な気がする。「地政学」という単語はブームだから入れたという以外の意義を感じられない。 これを知ったからといって今の投資のパフォーマンスが上がるとは思わないが、読み物として充分面白い。
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藤本茂『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』★★★

前著に続いて、まともな内容であるが、物語形式になったことを除けば、内容はかなり被っていて、前著に付け加えるものはほとんど何もないように見える。 とっつき易さはこちらの方が上かもしれないので、前著をまだ読んだことがないならこちらから先に読むの...
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キャシー・オニール『「恥」に操られる私たち:他者をおとしめて搾取する現代社会』★★

恥というより劣等感を煽って物やサービスを買わせようとする問題についての本。 特に間違ったことを言っているとは思わないが、今となってはありきたりだし、いわゆるポリコレ臭さが無意味に押し出されているようにも感じ、少なくとも投資家の読む本としては...
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ChatGPTビジネス研究会『ChatGPT 120%投資術』★★

24年5月の本。いまこの分野は変化が早すぎて、ちょっとでも時間が経ってしまうと全く役に立たない。著者のせいではないけど。
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ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』★★★

いつもながらこの人はあまり好きではない。『サピエンス全史』と同様、結局のところ理系ロンダリング(科学的には当たり前のことを深淵な哲学かのような装いで売る)に過ぎないのは今回も変わらない。 左派的イデオロギーがないのはいいのだが、いろいろ言葉...
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『生成AIが資産運用を変える 実務で使えるプロンプトと社内導入のステップ』★★

鹿子木 亨紀 (著), 山田 智久 (著)。2025年1月とわずか1年前の本なのに、すでにやや古臭く感じてしまう。今であれば、同じタスクをこの通りにはやらないだろうというところが多い。 著者たちが悪いわけでは全然ないが、今この分野はスピード...
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レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...