書評

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坂井豊貴『「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する』★★

多数決の問題点と、決め方次第で結果が変わってしまう現象についての本。 個別にはもう知ってる話ばかりだったが、この手の話題ばっかり集めて適度な厚みで、そこそこいい密度。 Amazonで目次見て知らなそうな内容があれば、ざっと読んでみて損はない...
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アンドレアス・ワイガンド『アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える』★★★

一応IT系である自分にとっては特別目新しい知見はないけど、ビッグデータとかデータサイエンスとかの一般啓蒙書としては結構いいと思う。
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マイケル・ルイス『マネー・ボール』★★★

過去書評。マイケル・ルイスは投資業界では定評がある著者。野球には直接興味はないが、データ重視経営の話として面白い。ブラピ映画は未見。
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細谷功『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』★★★

フェルミ推定そのものというより思考のフレームワークの話。個人的に改めて得るものはなかったけど、まあまあ良書と思われる。
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イノウ『ひとめでわかる産業図鑑&業界地図 B2B編』★★

何で知ったか忘れたが、ちょっと普段読まない系統の本を、と思って。 確かに物珍しくはあったが、ひとつひとつは浅いので、役に立ったかというと、あんまり。
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マーティン・バジー・シュワルツ『ピット・ブル - チャンピオン・トレーダーに上り詰めたギャンブラーが語る実録「カジノ・ウォール街」』★★

好みの問題ではあると思うが、性格・手法ともに私には合わなくていまいち。時代の違いは仕方ないとしても。
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朝香友博『テンバガー 大化け株・サイクル投資術』★

たまにまともな部分もありそうに見えるが、なんか売らんかなの部分が多くてイマイチ。
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『不道徳な見えざる手』★★

ジョージ・A・アカロフ著、ロバート・J・シラー著。つまらなくはないが、期待ほどではない。 詐欺とかペテンとか、人間の不完全さとか、モラルハザードとか、行動経済学とか好きな人には、そこまで目新しい内容ではないかも。