金融

書評

森功『バブルの王様 : 森下安道 日本を操った地下金融』★★

さすがにちょっと古い時代の話であり、これ自体が特別面白かったかというとそうでもないが、知らないことが多少あって面白かった。トランプタワーの部屋を買った話とか。直接関係ないが、今は本家バブルに比べたら全然バブルじゃないなと思った。
書評

スコット・パタースン『カオスの帝王 惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち』★★★

いわゆるブラックスワンに関するエピソード集。タレブがあんまり好きではない自分にもそこそこ良い内容には思える。全て機関投資家あるいはファンドマネージャーの話なので、必ずしも個人投資家向きではないかもしれない。
書評

冨島佑允『金融数学入門』★★

このタイトルのブルーバックスであるということから、良くも悪くも予想通り期待通りの内容。
書評

瀧澤信『マネーの真相 世界を動かした「欧州300年のルール」の終焉』★

部分部分で見ると、ここが特別間違っているとか酷いとかいうわけではないのだが、全体としてものすごく散漫というかチグハグというか浅いというか粗製乱造というか、適当にネットサーフィンしては行き当たりばったりにそれっぽいものをコピペしてきたみたいな...
書評

エドワード・O・ソープ『天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略』★★★★

エドワード・ソープの業績については、他の本でも断片的に読んだことがあって、だいたいは知っていたが、本人の自伝ということで読んだ。 上巻の自伝の部分は抜群に面白い。下巻はやや普通のマネー本というか、他でもありそうな内容に思えていまいち。だが前...
書評

スティーブン・D・キング『僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない』★★★

タイトル通りインフレに関する本。イギリスの話がメイン。内容は良いが、若干読みにくいというか楽しくない感はある。 以下、第7章を基にした自分用メモ。因果関係はどちらかというと貨幣から物価へ向かう。人々の態度や予想は中央銀行の政策と同じくらい重...
書評

アダム・ファーガソン『ハイパーインフレの悪夢: ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する 』★★

第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレに関する本。 歴史の読み物としては面白いが、ハイパーインフレ自体、あるいはその知見を今後に活かすという意味ではいまいちかも。
書評

永野学『図解 いちばん面白いデリバティブ入門』★★★★★

一見どこにでもありそうな初心者本に見えるが、よく見るととてもいい。第3版まで出ているだけのことはある。 題名から受ける印象に反し、デリバティブの本というより「投資を始めようとする人が、株式以外で知っておいた方が良い物事のざっと総まとめ」的な...