政治経済・金融一般 銃規制反対は一概には否定できない 米保守活動家チャーリー・カーク氏、大学イベントで銃撃され死亡 熱烈なトランプ氏支持者 - BBCニュース チャーリー・カーク暗殺のニュースに反応して銃規制についての話。 アメリカの銃文化については、服部君射殺事件の時に結構興味を持って調べて... 2025.09.12 政治経済・金融一般
書評 社會部部長『あの国の本当の思惑を見抜く 地政学』★★★★ 地政学としての内容は極めて基本的かつ真っ当で、そんなに特筆すべきものはないように見える。 しかし、地政学本にありがちな政治的な意図、つまり Woke・ポリコレ的な「ええかっこしい」な感じ、あるいはその逆の露悪的な感じが、いずれも全くない。別... 2025.08.24 書評
書評 ピーター・ゼイハン『「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む』★★★ 要点は、とにかくアメリカは地理的に恵まれすぎて今までも今後も最強だということ。(しかし、ここまではよほどイデオロギーで頭が茹だった人間以外にはそもそも当たり前であり、誰も反対してない。) そしてシェール革命で全て米大陸で完結するようになった... 2025.02.05 書評
書評 マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』★★★★★ 『これからの「正義」の話をしよう』『それをお金で買いますか』ともにあまり面白いと思わず、著者とそりが合わないと思っていたのに、これは予想外に非常に面白かった。 著者の主張に全面的に賛同するかはともかく、いわゆるリベラルな知的エリートとその他... 2021.07.19 書評
書評 『リー・クアンユー、世界を語る』★★ グラハム・アリソン著、ロバート・D・ブラックウィル著、アリ・ウィン著。 シンガポール行ったのでなんとなく。確かに賢明かつ意志の強い人物で、そりゃこんな人が独裁してたら発展するわな、という印象。 アメリカに対するアドバイスが事実上「赤字減らせ... 2019.09.13 書評
政治経済・金融一般 悪いのは監視ではなく権力の暴走 「監視社会」と一言でまとめられてしまうから混乱するが、監視が増えるのは基本的に良いことである。ズルしようとしている人以外には。 おそらく「監視」を悪い意味でのみ使う人は、その対極に「道徳」を想定しているのであろうが、元を辿れば道徳も相互監視... 2019.07.22 政治経済・金融一般
政治経済・金融一般 米中新冷戦構造はFANGに有利 しばらく前の日経新聞一面で見たのがきっかけで書くが、米中の新冷戦構造は、自分がまだFANGに楽観的な理由のひとつである。 これまでもそうだったが、巨大IT企業はネットワーク効果で勝手に太る。この流れはAI(≒ビッグデータ)重視の潮流でさらに... 2018.07.17 政治経済・金融一般
書評 エマニュエル・トッド『帝国以後 〔アメリカ・システムの崩壊〕』★★ 『文明の接近』が面白かったので、これも読んでみた。 面白いところもなくはないが、アメリカsageヨーロッパageの典型的なフランスインテリ的バイアスがかかりすぎのように思え、いまいち。 中国やロシアに関する楽観的な予測は、現時点ですでに外れ... 2018.04.28 書評