国際政治

書評

篠田英朗『国際紛争を読み解く五つの視座 : 現代世界の「戦争の構造」』★★

うん、普通、という感想しか出ない。まっとうな内容ではあると思うけど。 あくまで自分にとってはである。この手の国際政治の本をすでに何冊も読んでいるので新しいものがなかったというだけで、国際関係論の入門としてはちゃんとしているのだろう。
書評

クリス・ミラー『半導体戦争 : 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』★★★★

個々の技術や事件についてすごく深掘りされている、ということはない。ただ、トランジスタの発明から今日の米中対立まで、半導体の歴史全般を通しで描く歴史書としては非常にいいと思う。 AI半導体相場にまるで乗れていない自分が言うのもなんだが、この産...
書評

齋藤ジン『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』★★★

グローバズムから新冷戦(米中対立)構造への変化によって、相対的には日本が利益を得るという話。 概ねいい内容な気がするが、今日時点では株クラではすでにもう当たり前のような気がする話でもある。著者の売名のようなノイズも多少交じる。 だが、新書で...
書評

小泉 悠『世界の大転換』★★

小泉悠先生の対談集。5つの対談の集まりなので、個々はやや薄いというか当たり前のことばかりに見える。もちろん悪い内容ではない。
書評

太田泰彦『2030 半導体の地政学』★★★

タイトルは『半導体をめぐる国際政治(の歴史)』ぐらいが妥当な気がする。「地政学」という単語はブームだから入れたという以外の意義を感じられない。 これを知ったからといって今の投資のパフォーマンスが上がるとは思わないが、読み物として充分面白い。
書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...