外交

書評

社會部部長『あの国の本当の思惑を見抜く 地政学』★★★★

地政学としての内容は極めて基本的かつ真っ当で、そんなに特筆すべきものはないように見える。 しかし、地政学本にありがちな政治的な意図、つまり Woke・ポリコレ的な「ええかっこしい」な感じ、あるいはその逆の露悪的な感じが、いずれも全くない。別...
書評

ヘンリー・キッシンジャー『国際秩序』★★

まあもちろんすごい人だ(った)というのは分かるし、考えさせられるところもあるし、ためにはなると思うんだけど、さすがに今読む価値があるかというとどうだろう。
書評

『現代語訳 学問のすすめ』★★★★★

福澤諭吉:著、斎藤孝:翻訳。一万円札の顔クビで話題(?)の諭吉さん。旧版も一度は読んだことあるはず。 図書館で枠が余ったので何気なく目にとまったものを借りたのだが、現代の状況からしても身につまされるようなことが多く、なんか感動するほど良かっ...
書評

倉井高志『世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」』★★★★

前ウクライナ大使の著書だけあって、簡潔かつ明瞭で非常によかった。おすすめ。
書評

ピーター・ナヴァロ『米中もし戦わば 戦争の地政学』★★★★

竹中正治氏のfacebookで見て読んでみた。かなり面白い。煽り気味なのは邦題だけで、中身は極めて真面目。投資の話は直接はないが、こういう考えの人が政権中枢に入ったというだけでも無視はできないはず。『米中もし戦わば 戦争の地政学』ピーター・...