数学

書評

アンドリュー・W. ロー『Adaptive Markets 適応的市場仮説: 危機の時代の金融常識』★★★

進化・生物・数学・経済・金融・市場のあたりに一通りの知見がある自分には、分厚い割に新しい話が全然なくて正直いまひとつだったが、このあたりの総まとめ本としての価値は十分あるように思える。
書評

グレゴリー・ザッカーマン『最も賢い億万長者 数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか』★★★

ジェームズ・シモンズとルネサンス・テクノロジーズの話。面白かった。  投資のためにならないわけではないが、人間ドラマや歴史が間接的にためになるかもしれないのであって、botの作り方などの参考になるわけではない。念のため。
書評

ジョフリー・ウェスト『スケール :生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』★★★★

特別目新しい話はこれといってなんもないけど、スケーリング則の定番啓蒙本として、アップデートされててかつオススメできるものがないかとずっと思っていたので、ちょうどよいのが見つかって良かった。
書評

『禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン』★★★

ベノワ・B・マンデルブロ著、リチャード・L・ハドソン著。  いま読み直してもあまり面白くはないのだが、それはたぶん、現在ではこれらの内容がある程度当たり前と見なされるようになっているからだろう。  冪乗則とか複雑系とかの分野に相場勘(?)が...
書評

マーク・ブキャナン『歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』★★★★★

ある方のnoteの話題で、べき分布とか冪乗則とか案外知られてないのだなと思ったので、思い出せる中で一番良さそうな啓蒙書を紹介。  自分にとってはずっと前からの常識のようなイメージだった。上から目線ぽいが、そういう意味ではなく、おそらく自分の...
書評

ウィリアム・パウンドストーン『ライフゲイムの宇宙』★★★★★

原題"The Recursive Universe: Cosmic Complexity and the Limits of Scientific Knowledge"(『再帰的な宇宙:宇宙の複雑性と科学的知識の限界』)  数学的宇宙仮説の...
書評

『ミンスクのにわとり―やわらかな発想を養う100問』★★★★★

「ミンスクのにわとり」という本。そんなにたくさん読んでるわけではないけど、僕が読んだパズル系の本の中では断トツNo.1。先日ブログに書いたホテルの支払いの類例も載っていたはず。持ってるはずなんだけど、10分じゃみつからなかった。最安は送料込...
書評

『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』★★★★

ブライアン・クリスチャン著、トム・グリフィス著。  なんか軽いビジネス書にも見えるタイトルだが、割とガチな啓蒙書(撞着語法っぽいが)。物理的にも分厚いし、若干冗長気味ではあるものの、内容は良い。  個人的には単独ですごく新しい内容があるわけ...