書評 『知ってるつもり――無知の科学』★★★★ スティーブン・スローマン著、フィリップ・ファーンバック著。ああはいはい、最近よくあるやつね……みたいな感じと思いきや、非常に良かった。 確かによくある部分も多いが「知とはそもそも集団的なものだ」という観点で一本筋を通しており、啓蒙としても... 2018.07.03 書評
経済・金融一般 知性のチューリング完全 今後、脳の解明と人工知能の開発が進めば、どこかで、知性についての、計算理論のチューリング完全にあたる概念が確立すると思う。既知または予想しうる将来知りうる宇宙の範囲で最初にそれを備えたのは人類だから、仮にホモサピエンス完全とでも言おうか。 ... 2017.12.06 経済・金融一般
投資哲学 国語は知性の基礎で投資は総合知的技術である 私は投資家に最も必要な能力と言うのは国語力だと思っている。端的に言うと数学よりも国語が得意だった人の方が概ねパフォーマンスが良い。これは過去に多くの投資家の方の趨勢を見てきた経験上間違いない。そして私がこの14年間を生き延びてこれたのも少年... 2014.06.18 投資哲学