3月3日に大失敗をやらかしました。前営業日2月28日の2121 ミクシィのストップ高が、ちょうどいってこいになりました。
それを全部丸ごとどころか、わずかに上乗せして食らってしまい、前日の利益をまるまる吹っ飛ばし、更にそれ以下にすることになりました。
アベノミクス前半(確か2013年4月ごろ)で一日で200万以上のプラスの日は確かあったと思いますが、一日200万以上の損失は記憶にありません。おそらく人生初です。
前日の勝ちがなくなっただけで損してるわけじゃないからいいじゃん、などと思ってはダメです! それは典型的に駄目な心理会計です。確かに目の前にあった大金を自らの油断で失ったのです。めちゃくちゃ悔しいです。
そもそも2/28のストップ高が不思議の勝ちだったわけで、一部でも利確しないという選択は、いま冷静に考えるとありえません。
テンセントのIRに素早く反応して買ったのは主に大人であろうという予測はおそらく正しかったと思われるので、翌日は逆にそれを利確しに来るかもしれないというのは、当然警戒すべきことでした。
わずか一週間前、2/20の4686 ジャストシステム東証1部変更の時は、不思議の勝ちだからとちゃんと早めに利確していた(それは結果的には失敗でしたが)わけで、やはりどうかしていたとしか思えません。
周囲が強欲なときに臆病に。周囲が臆病な時に強欲に。今は周囲が臆病に見える。
— 疑い深いトマス (@xFOMAx) 2014, 3月 3
今見返したら、朝方こんなツイートしてましたが、ええそうです、強欲になっていたのは自分でした。ああ顔から火が出るほど恥ずかしい!
そもそも前日の体調管理に失敗して寝不足でした。寝不足で判断力が低下してなかったら、朝はともかく途中で我に返って、丸々全部食らうことは防げたと思います。
寝不足の原因は投資とはまったく関係ないもので、大事な日に当ってしまったのは単に不運ですが、そこも言い訳してはダメです。チャンスが準備のできた者に訪れるというのと同様、不運も準備を怠った者にやってくると考えるべきです。
理由を問わず、不完全な体調で市場に対峙していた時点で油断であり、言い訳できません。体調が万全でないなら万全でないで、半分でも朝の寄付で利確しておくという判断だって、しようと思えばできたはずです。
失敗は恥ではないが同じ失敗を繰り返すのは恥だ、というような格言があった気がします。
- 利確すべき時は利確すること(特に不思議の勝ちの時は)
- 体調を万全にすること
- 体調が万全でないならその分安全策を取ること
の3点が主な反省点です。
これを忘れないように失敗カレンダーを作成しました。記念日の第1弾として、3月3日を己を非難する非難祭りと制定しました。大きな失敗をするたびに記念日を追加していき、全ての日が埋まった時、私は今より優秀な投資家になっていることでしょう。
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