まずは堅実に勝ち確定する

 2121 ミクシィについて。巡航速度で上げていくなら、6月末の分割まで、現物ポジションをそのままに、監視ついでにデイトレ枠で追加利益を狙う戦略を続けようと思っていたが、ちょっと方針変更しようと思う。

 ゴールドマン・サックス名義の空売りが大きく踏み上げられた状態でまだ大量に残っていて、800万DLは来週早々にも発表、900万DLもほぼ6月中。台湾での売上ランキングトップや中国配信開始も6月中にある可能性があり、6月末の分割に向けて滅茶苦茶オーバーシュートする可能性もある。

 というのが5/30の日記での見通しだった。

 6/3の最安値から引けにかけての3000幅の上げは、すでにこの「滅茶苦茶オーバーシュート」が一部(?)実現してしまったように見える。GS名義の空売りも5/30時点で30万株残っているものの、ここでまたかなり解消してしまった可能性もあるかも。

 騰落レシオが120近い、松井証券の信用買評価損益率も-7%程度まで改善と、地合いも良すぎる。

 決算後初めて、目先1, 2週間ぐらいの動きがさっぱり読めない感じになってきた気がする。

 もちろん分割前に20000は十分ありうるし、むしろ分割前に今より安い可能性よりもだいぶ高いと思うが、それでもだ。

 5/14決算時のポジションは2000株で平均取得単価は約5000、つまり取得費用は約1000万だった。この時点で1/4(500株)の利確で残り全部恩株にできる状態になったら、してもいいかと思っていた。それができる値段は20000だ。

 ただ、決算からここまでで、取得費用を200万以上圧縮できている。最初のパズドラ超えの一報で飛び乗れたものを始めとする、デイトレ枠の成績が予想以上に良かったためだ。

 これを考慮するとあることに気がつく。元の計画からわずか100株上乗せて売るだけで、今日の値段で早くも全部恩株を達成できることになるのだ。なんか騙されているような気になるが、計算上間違いはない。(13500 * 600 ≒ 1000万 – 200万)

 もちろん中長期的にはモンストは行くところまで行くだろうという見通しは変わっていない。

 これはむしろ、モンストより自分自身の方が信用出来ないという意味での措置だ。何しろこれで第三次世界大戦でも第二次関東大震災でも、この投資を負けにすることは不可能になった。自分からなにもしない限り。

 不合理な心理会計であろうが、ここまで来たら確実に適切なところまで利を伸ばす方が大事だろう。事前の予測通りモンストが行くところまで行けば、ポジションが100株違おうが誤差範囲で、大して苦にはならないはずだ。まあ実際その時になったらまた違う感想になるかもしれないが。

 とにかく、3分の2以上タダで残ったので、残りは本当にピークつけたと思うまでじっくり育てる。まだまだモンストがフル開花するまでは道半ば未満だと思うので、メンタルの燃費も考えてゆっくり行こう。決算以来の重点監視体制も解除して場中は見ないようにする。

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