モンストのピークはまだまだ先だと思っているのですが、2121 ミクシィ株の投資妙味としては、そろそろ半ばを過ぎ、7合目あたりまで来た気がします。
モンスト前の最安値を200(分割前1000)、現在株価を丸めて6000(分割前30000)で考えると、すでに30倍です。ここからもう30倍は、時価総額15兆円となり、流石に全世界で超ヒットしてもあり得ない数字でしょう。
去年から今年1,2月あたりまでを思惑相場として別と考え、5月の急騰前の約1000(分割前5000)をスタート地点としても、すでに約6倍です。ここから6倍の時価総額3兆円は、全世界でヒット+地合も良い場合で、ようやくあるかどうかぐらいでしょう。
というわけで、半ばを過ぎたと表現しました。
往々にして頂上付近が一番美味しいわけなので、チャンスがあれば逃す気もないですが、一方で、そろそろ利益を無事に持ち帰る方に意識の軸足を移していこうと思います。
後から見返すために、半年先までの見通しをメモしておきます。
9月, 10月
テンセント版のテスト配信と、その出来の良さを見る限り、本番配信開始とDL数の爆発的増加までは、かなりの高確率で起こる出来事でしょう。
問題はそれが売り上げの爆発的増加につながるかですが、これはパズドラ先輩もなしえていない前例のない領域のため、わかりません。
初期には課金せずともオーブが手に入る仕様であることと、そうでなくとも始めたばかりのゲームにいきなり課金し始めるとも思えませんので、9月のいつ配信開始であるかに関わらず、中国版の売り上げは2Q(7,8,9月)の決算には含まれないことになります。
11月(2Q決算)
8月のLINEコラボおよび、レスポンス改良などの地味な神アプデ連発を見る限り、国内でパズドラを恒常的に超えてくるのは、もはやあるかないかではなく、時間の問題となったと思われます。
その恒常的逆転がいつになるのか? 早ければこのあたりではないかと思います。パズドラWによる延命効果がどのぐらいかなど、不確定要素は多いですが。
とはいえ、恒常的逆転の前には何度も一時逆転することになるので、サプライズとはいえないでしょう。この期間までで一番の材料は中国版のセールスランキング推移でしょう。
2Q決算の数字はもちろんいいでしょう。ただ1Qと違って過小評価はされないと思われるので、それ自体は何のサプライズにもならないでしょう。再分割発表や他の海外展開の発表が重なるかがむしろ焦点なのではと思います。
12月, 1月
この期間の材料は、
- 引き続き中国版のランキング推移
- (2Q決算で発表があった場合)再分割や他の海外展開の動向
- (まだの場合)パズドラ恒常抜き
でしょうか。
国内景気全体≒日本市場全体の地合も気になります。消費税の引き上げがあるか、ないか、消費税を引き上げたいがための景気・株価対策が、その後も続くのか止まるのか?
当たり前ですが、地合が悪すぎる場合、モンスト自体は伸びてもミクシィの株価としては最高値を超えてこないということも、そろそろありえます。
2月(3Q決算)
中国版の売り上げが初めて決算で見えることになります。
おそらくですが、この決算の前後までのどこかで、モンスト後の株価のピークをつけるのではないかと踏んでいます。
ただしモンスト以外の別の大きな要素が何も出ないという前提です。もちろん会社もそんなことはわかっているので、その通りにはさせないように何かしら対策をしてくるであろうと思いますが。
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